さんじゅー ページ32
貴｢アースー｣
ザン｢なんだ｣
なんだじゃないよ。わかってるくせに
貴｢にんむー｣
ベル｢シシッ。まだもらえないのかよ｣
そう。僕が戻ってからはや一週間、アスが任務をくれない！
ザン｢やってるじゃねぇか｣
スク｢そうだぞぉ！
お前が選り好みしてんだろっ！｣
貴｢うるさい！うるさい、うるさーい！！｣
耳を抑えて聞こえないアピール
からの脱走
任務以外で外に出ることをうちのボスさんは許してくれない
スク｢ちょっ！まてごラァ！！！｣
マーモン｢やれやれ。ボス、わざと姫がやりたがらない任務ばっかりまわしてるでしょ｣
ベル｢まじかよ｣
ザン｢ふんっ(オレだって出たばっかりの時はいろいろやばかったのに今のアイツに行かせられるわけねーだろ)｣
煽るようにグラスを傾けるザンザスと訳知り顔でため息をつくマーモン
をみて納得するベル
ルッス｢あらぁ？Aちゃんは？｣
ベル｢脱走｣
ルッス｢あらまあ。
そう言えばボス。また部下使えなくしちゃったんだって？本部から小言もらうわよ？｣
ザン｢……使えねぇやつがわりーんだよ｣
貴｢どんなガキの言い訳だよ｣
そこにスクアーロに抱えられてAがログイン
ザン｢Aの真似だ｣
貴｢僕は仲間に対してはそんなこといいませーん｣
ベル｢そんな煽ったら……｣
どんどん顔が青くなっていく幹部
ザン｢そこまでいうなら新入隊員はてめぇのお守りだ｣
貴｢なっ｣
いい案だとスクアーロも便乗
スク｢いいなそれ｣
なにやら無線をいじりはじめるスクアーロ
ガチャ
23｢コンコン)あの、スクアーロ様から呼ばれてきました23番です｣
新入隊員は所属の部隊が決まるまで機密保持のため番号で呼ばれる
スク｢よしきたな｣
貴｢よし、じゃない！仕事が早すぎるよ！｣
23｢あの、、、、｣
ベル｢お前は四六時中Aに引っ付いてるんだって｣
23｢了解しました｣
貴｢いやだぁぁぁあー！！｣
それからヴァリアーの新入隊員は必ずAの元につくことになった。
彼女についていく事で彼女に逃げられない様に知力、体力ともにとても上がる上、彼女の戦闘を間近で見るためとても強くなる
そして彼女の人柄に触れ部隊としてヴァリアーはとても強くなった
その為かどうか彼女は年上には
ヴァリアー｢お嬢！｣
年下には
ヴァリアー｢姐さん！｣
と呼ばれるように……
未来貴｢だからー！
新入隊員なんて押し付けんなっての！！｣
部下｢お嬢、文句言うなって｣
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作者名：リン | 作成日時：2014年10月12日 14時
