猫みたいな彼女？！ (ページ31)

今日:27 hit、昨日:20 hit、合計:8,896 hit

にじゅーくページ31

ザンザスside

俺らは歩いた
マーモンが最後に喋ったあとは誰も喋らずただ黙々と。

「ここか」

ルッス｢この奥にAちゃんがいるのね～｣

ギィィイー
ベル｢シシッ。気味の悪いトビラだぜ｣

確かにな
だが１年間誰もこの扉に手をかけなかったんだろう。
今まで俺らが歩いてきたホコリまみれの廊下がその証拠だ

マーモン｢さあ、ボス！｣

流石にいつもは冷静なマーモンも興奮気味だな(苦笑)

｢あぁ｣

オレは手の中の俺が欲してやまないリング達を見る。

｢……今はまだだ。Aを助けるためだけだ(ぼそ｣

スク｢なんかいったかぁ？｣

俺としたことが声に出ていたか

｢なんでもねぇ｣

Aが眠る氷に近づく

ベル｢なんで笑ってんの｣

｢さぁな｣

本当にやりきった、みたいな顔で寝やがって

ｼｭｭｳーーーーー

貴｢おはよ｣

ヴァリアー｢あはよう｣

こいつの顔を見た途端緊張が解けちまったじゃねえか