にじゅーなな ページ29
チェ｢我らはチェルベッロ機関。
A様の命により参上しました｣
チェル｢ザンザス様、例えボスの座につけないとしてもあのリングを欲しますか？
ボンゴレファミリーボスの座を欲しますか？｣
ベル｢何だお前ら｣
愛用ナイフを取り出しながら殺気を向ける
のはベルだけではないようで
レヴィ｢ボスがなれぬ訳がないだろう！｣
スク｢どこのもんだぁ？｣
ヴァリアー幹部の殺気を一身に受けても全く動じないチェルベッロ達
だが徐々にへやの緊張度は上がっていく
ザンザスは傾けていたグラスをおく
ザン｢待てお前ら｣
幹部｢？！｣
あのプライドの高い、そして執念にもにた勢いでボスの座を手に入れようとしているザンザスがそれを否定されても落ち着いている事に幹部は驚く
ザン｢何をしに来た
オレがボンゴレのボスに成れるに決まってんだろ｣
チェル｢その考えは変わらないのですね｣
ザン｢当たり前だ。本当は何をしに来たと聞いている｣
チェル｢いえ、今のはただの確認です。
我らの目的はA様の封印を解くためにあなたを呼びに来たのです｣
マーモン｢姫を？！｣
チェル｢はい。
誰でもいい。ヴァリアー誰かが守護者の炎であの封印が溶けることに気付けたら我らはあなたを呼びに来るようにA様に言われていたのです、ザンザス様｣
ベル｢封印？どーやってとくのさ｣
チェル｢ボンゴレリングです。
あれを使います。
あの方は貴方達を信じ、待っていたのです｣
チェル｢さあ、ザンザス様｣
チェル｢行きましょう｣
ルッス｢わたし達はいけないのかしら？？｣
チェル｢来たいのであれば｣
ベル｢行くに決まってんだろ！
いいよな？ボース！｣
ザン｢勝手にしろ｣
マーモン｢ここは、どこだい？？｣
チェル｢A様の力が集まりやすい場所、といったところでしょう
ザンザス様を助けるためにA様はご自身の力をコントロールするためにアルコバレーノに修行してもらっていたのですが
７年では自分に移すまでしかできなかったのです。｣
チェル｢あの方は力が大きすぎて《助ける》という事が余り得意ではないのです。だからこんな事に。｣
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作者名：リン | 作成日時：2014年10月12日 14時
