猫みたいな彼女？！ (ページ25)

今日:20 hit、昨日:20 hit、合計:8,889 hit

にじゅーさんページ25

ベルside
そのあと姫とご飯を食べてアジトに帰った。

あぁなんで気づかなかったんだろう。

嘘が言えない姫があの質問に答えなかった理由を。

なんで一緒に寝なかったんだろう。

まだ一人で寝れないはずの姫が断るわけないのに。

あぁ、なにが王子だ。
あぁ、なにが天才だ。

好きな女をまた失った。

マーモン｢ベル｣

ベル｢なんだよベイビー、今俺一人にっ｣

マーモン｢ボスが帰ってきた｣

まさか姫が？？

ザン｢お前ら、待たせて悪かったな｣

スク｢遅いじゃねーかよボスさんよぉ｣

レヴィ｢信じておりました！！！｣

ルッス｢まぁレヴィったら｣

ベル｢ボスっ！姫は？！｣
あいつはすぐ来る、そんな答えが欲しかったんだ。でもボスがその形のいい眉を歪ませたから、答える前に答えをくれた
ザン｢あいつは、来ねぇ｣

ベル｢なんでだよ？！｣

ザン｢力不足、だと
本来のやり方ではないからどうしても力の受け皿が必要なんだと｣

ベル｢なんでっ！｣

マーモン｢ベル、落ち着いて｣

スクアーロ｢そうだぞぉ、それにあいつはゆりかご事件が起きるのを知っていた。その結末までもな｣

幹部｢？！｣

ザン｢おいｶｽ、どういうことだ｣

スクアーロ｢あいつが九代目にあった時に変な会話をしていた。俺にはなんのことかさっぱりだったが、今わかった。あいつはボンゴレリングの意思を読み取るとかいっていただろぉ？だから｣