69話 影 ページ19
調べていくとダンボールに入った沢山の資料
開けてみると生徒の写真と個性などが書かれていた
生徒の資料はＡ組、Ｂ組、Ｃ組と別れていた
簡単にまとめられた正確な情報に間違いない
簡単にも見つかったことに自然とにやけてしまう
中身の確認をした資料をアジトへと移動させる
ガチャ…
人気なんて考えず行動していて
ドアの鍵が開けられるという現場に外側の皮膚が引き締まるような寒気を感じた
個性で逃げるという判断もあるが次入る時に厳重になってたらと思うと逃げ出したくない
「…ん…？ なんでこれがこんなとこに出てんだ…」
片付け忘れていたダンボールに不思議がりながらもそこから動く足音はなかった
物の影へと隠れ声を殺し 相手が去ることを待つ
「偵察…」
侵入者がいることがバレたのか
声にビクッと体に力が入る
「した生徒でもいたのか…」
どうやら怪しんでいたのは侵入者ではなく生徒の方に
バクバクと鳴る心臓が安心し過ぎて止まりそうになる
耳に違和感というか
さっきからこの声に聞き覚えがあるような気がする…
鍵を掛けてその人は去っていく
なんて思っていた
「やっぱり 侵入者か」
安心した私は物陰から現れるとドアに手を掛けていた包帯ぐるぐる巻きのミイラみたいな人が目の前にいた
貴「…！？」
バレた私は逃げるために移動しようとすれば
発動させようとしても場所は変わらなかった
「使わせねぇよ
お前 雄英襲撃にいたやつだな？」
個性が使えない…
貴「イレイザーヘッド…」
「お前の薬のおかげで目は回復したよ」
爆豪くんに渡した私の個性付きの薬
あの時の行動が上目に出てしまった
「どうしてお前はそっちにいる…」
貴「こっちの方が居心地いいんですよ」
「ならなんで爆豪に薬を渡したんだ？自己満か？」
すぐに逮捕かと思いきや事情聴取かのような質問
鬱陶しい彼の質問に少し違和感を覚える
貴「さっきからなんなんですかね
何で捕まえようとしないんですか…？」
「捕まえて欲しいのか それなら安心しろ」
ドンッと勢いよく開けられたドア
「先制必縛ウルシ鎖牢！！」
「…ッ…」
ドアの破壊など目もくれず枝がこちらに向かって来る
急に生えた蔓に抗えずいとも簡単に捕まってしまう
「さぁ…これで逃げられなくなったな ヴィラン
いや…
立花 A」
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そらう - 続きが欲しい…何かスッキリしないです……あやふやなまま終わるなんて……面白かったですけど… (2019年3月28日 3時) (
レス) id: 66c4d0e85a (このIDを非表示/違反報告)
むく(プロフ) - 面白かったけど、もうちょっと続いて欲しかった (2018年8月27日 22時) (レス) id: 3bb4d6b7d5 (このIDを非表示/違反報告)
ライチ(プロフ) - モンブランさん» コメントありがとうございます！や、やっぱりですか！すみません 書いている私も勝手に書いてしまって戸惑いがあります…！！感想をお伝えしてくれましてありがとうございます！！ (2018年8月10日 14時) (レス) id: 1acd9e1a7e (このIDを非表示/違反報告)
モンブラン - うーん…ちょっと夢主勝手すぎるんじゃ…敵に行ったり、ヒーローに行ったりで…結局の所どっちなんだろう…別にこの作品が、駄目と言っているわけでは、ないですよ！？でも、ちょっと勝手すぎるんじゃ…。不愉快になった方は、すみません… (2018年8月10日 13時) (レス) id: 54148d3928 (このIDを非表示/違反報告)
ライチ(プロフ) - 琥珀さん» 琥珀さん！ありがとうございます！！面白いと言ってもらえてとても感激です！！地道に作品を更新させていくように頑張ります！！ (2018年7月14日 23時) (レス) id: 1acd9e1a7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ライチ | 作成日時：2018年7月10日 19時
