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ニノに半ば強引に連れられて、楽屋から出た翔くん
でもそれがいいかもね
「翔さん。あれで隠してるつもりだったのかな？」
「5人での収録ん時も、ニノが来るまではやっぱボーッとしてるの、多かったよね」
「新聞、全然進んでなかったかんね」
詳しくは俺らにも分かんないけど、なんとなーくは想像つくかな？
翔くん、ニノ関係のはほとんどチェックしてるし
ま。それはニノにも言えることだけど
んで
最近は映画関係のがまだまだ流れてくるからね
番宣でのテレビ出演は終わったけど
まあ…ラジオ、かな
あとは…聞いた話では、舞台挨拶とか？
「ニノに隠れちゃってるけど、意外と独占欲強いもんね。翔ちゃん」
「パッと見、両方淡白なのにな」
「ま。明日、翔くんバタバタするもんね」
今までにもこういうのは何回もあったし
コンサート終わりにすぐ生放送ってのもあったし
けど、今回は色々重なっちゃったかな？
「相葉くんも。突っ走るのもいいけど、気をつけろよ？」
「でもやっぱ一生懸命やりたいじゃん」
「その一生懸命が度を越すことが多いんだよ」
「はいはい帰るよー」
:
んで次の日
無事にパフォーマンスも終え
「んじゃ俺、行ってくるね。おつかれー」
慌ただしく生放送に向かう翔くんをみんなでお見送り
俺達も帰る準備しながら今日の事をちょい話したり
「それにしても、やっぱり一気に空気変わるよな」
「最初の2曲、明るいもんね。そこからのシリアス」
松潤と相葉ちゃんの話を聞いていると
俺と近い位置にいたニノがなにやらご機嫌で
「じゃ。おつかれー」
と、サッサと帰っていった
「相変わらず早いな」
「そういえば翔ちゃん。復活？むしろ絶好調って感じ」
「ニノもご機嫌で帰ってったぞー」
隣同士になった時も、ただでさえ日頃から目が合うこと多いのに
やっぱほんわかしてたし
「ニノ。絶対翔ちゃん観るために早く帰ったよね、あれは」
「いいんじゃね？お互い精神安定みたいになってんだし。必要不可欠ってことだろ？」
「ちゃんと甘えれてるみたいだしねー」
昨日帰ったあと何があったのかは知らないけど
別に詮索することでもなし
ただ
2人が笑ってたらそれでいいよ
「んじゃ。おいら達も帰るかー」
「だねー。翔ちゃんの応援しなきゃ」
「だな」
アイドルからキャスターとして
まだ生放送が続く翔くん
きっと、その帰りをニノは笑顔で待ってるんだろうな
*
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櫻華(プロフ) - ゆかりさん» ありがとうございます。続きは私自身のペース配分になってしまいますので、御容赦ください。 (2018年9月6日 0時) (
レス) id: 643a141105 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - いい小説ですね続きをお願いします待ってます (2018年9月6日 0時) (レス) id: 8447f08366 (このIDを非表示/違反報告)
櫻華(プロフ) - 蒼星さん» 蒼星さん、ありがとうございます！楽しみにして下さり、とても嬉しいです。この様に感想を頂けれるととても嬉しく励みなります。是非お気に入りの子達を見つけて、楽しんで下さい。応援、本当にありがとうございます^^* (2018年9月5日 14時) (レス) id: 5f6dbffbbd (このIDを非表示/違反報告)
蒼星(プロフ) - 新章開設ありがとうございます！いつも楽しく拝読しております。更新通知がくると嬉しくてニヤニヤしながら開けてます。これからもずっと応援しています。 (2018年9月5日 10時) (レス) id: c0123debb3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻華
| 作成日時：2018年9月5日 9時
