検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:7,997 hit

ページ2

「四十八手って何個か被ってるよな」







その一言を聞いてまず初めに思った事、コイツは違いのわかる男やと



そう思うと俺をひたすら殴り続ける男もなんだか可愛く思えて来て、俺の上に跨りひたすらタコ殴りされている俺の意識は此処でとんだ
関西の小学校でブイブイ言わせて来た俺は東京のシティーボーイ何かに舐められてたまるかと転校初日からムカつく奴全部に喧嘩売ってたら8人目にて返り討ちを食らう今日午後3時。




当時小学2年生の俺は一個上でここらでは知らぬものなど居ないとされる無敵の男に喧嘩を挑み惨敗。






「よし、お前今日から俺の下僕な。ご主人のめーれーに逆らうんじゃねえぞ、ポチ」






“無敵のマイキー”


これが後にそう呼ばれる彼との出会いだった









「えー昨日、鈴木の体操着が無くなりました。」




中学1年、そんなある日の事。



「先生ー、志摩が怪しいと思いまーす」





女子の一軍リーダー、噂話大好き春菜ちゃんが俺の名前をあげる。そして犯人に仕立て上げられる今日この頃。異議ありとその場に勢いよく立ち上がり自分の無実を示すために声を上げる




「センセェ!そんなん証拠も無いのにあんまりですわ!」




「志摩ぁ、お前シャツの下から鈴木の体操服着てるの透けて見えてんぞ〜」




女子からの大ブーイング、男子からの揶揄い。志摩A、実はこれが初犯では無い。





マジ最低などと女子に罵られ蔑んだ視線を向けられる志摩はグッドサインを最後に職員室へ連行されて行った。





変態、キチガイ、クズ
女好き。それが此処まで進行し暴走を続けた結果、志摩は犯罪者予備軍として教師に目を付けられていた。

◯→←●



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (33 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
18人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ちふれれ(プロフ) - 海獣さん» もちろんです! (2021年11月25日 19時) (レス) id: ad7ca4d610 (このIDを非表示/違反報告)
海獣(プロフ) - ちふれれさん、ボードの友達申請していいですか? (2021年11月25日 18時) (レス) id: b62edcffd1 (このIDを非表示/違反報告)
ちふれれ(プロフ) - 海獣さん» 読む人を選ぶ私の作品、作った甲斐があります!ありがとうございました!! (2021年11月25日 16時) (レス) id: ad7ca4d610 (このIDを非表示/違反報告)
海獣(プロフ) - 凄く面白かったです! (2021年11月25日 10時) (レス) @page10 id: b62edcffd1 (このIDを非表示/違反報告)
ちふれれ(プロフ) - はなさん» 教えて下さいありがとうございました!! (2021年11月25日 7時) (レス) id: ad7ca4d610 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ちふれれ | 作成日時:2021年11月25日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。