【ブルーロック】ひおりんのいもうと (ページ3)

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さんページ3

｢で、ここが食堂ね！｣

絵心さんの熱弁に圧倒され思わず二つ返事をしてしまったうちは気がついたら女の人(アンリさんと言うらしい)にブルーロック内を案内されていた。てか広すぎん？

『…あの、アンリさん』

｢ん？どうかした？｣

『なんでうちが選ばれたんですかね、』

『うち別に特別秀でた何かがあるわけでもないですし、知識だってそんなに…』

さっきの絵心さんの説明で判明されなかった一番聞きたかったところをアンリさんに聞いてみる。

アンリさんは｢ふふ、それはね｣とにこにこしながら答えてくれた。

｢Aちゃんなら世界一のストライカーを支える世界一のマネージャーになれると判断したからよ｣

それだけ！と言い切るとまた次の場所へと歩みを進めたアンリさん。

"世界一のストライカーを支える世界一のマネージャー"

あまりにも大それた名前に不安を感じつつもなんだか嬉しい気持ちもあり、駆け足でアンリさんの後を追った。

・

｢じゃあ、仕事はこんな感じだから選手達に挨拶してくる？｣

あれから1時間ちょっとくらい、場所と仕事の内容を説明してもらい全てのことが終わった。

アンリさんにそう提案され、確かにサポートするにも選手を知らないことには始まらないと思い、返事をしてアンリさんとは別れた。

先程とったメモを頼りに選手達のいる部屋へと向かう。

えーっとまずは…

『チームZ、やね』

ここから一番近い【チームZ】の部屋へと向かうことにした。

・

『う〜ん…どないしよ…』

あれから無事に迷わずチームZの部屋の前まで来れたもののどうやって入るべきか悩み初めて早3.4分が経過した。

人あたりのいい兄と比べてこう見えて少し人見知りなもので、怖気付いていた。

『う〜ん…｢じゃあちょっと行ってくる｣えっ、わっ』

｢うわっ？！｣

ドタッ、と鈍い音と共におしりに軽い衝撃を受けた。

｢わっ、ご、ごめん！大丈夫だった？｣

『あ、大丈夫です、おおきに』

ぶつかった相手と思われる青い髪の男の子が申し訳なさそうに尻もちをついたうちに手を伸ばしてくれたのでありがたく手を伸ばさせてもらい、立ち上がった。

いやなんか大きない???(←151cm)