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『ここが…ブルーロックなん?』
手紙の通りに指定の場所に向かうと大きい建物の前に着いた。
壁には【日本フットボール連合】と書いてあったから間違いないかと思い入口へ向かった。
『よいしょ、と』
少し重めの扉を力を入れて開けると部屋の中には2人の人間の姿が見えた。
1人はメガネの胡散臭そうなくるくる回る椅子に足を組んで座る男の人、もう1人はやたら発育のいい女の人。
「やあ、氷織Aちゃんだね?」
『はぁ、そうですけど、』
なんか胡散臭そうなメガネの男の人に早々に声を掛けられ少し身構える。え、なんかあの人怪しない?都会ってこれが普通なん?
「俺は絵心甚八。このブルーロックプロジェクトの管理者だ。あ、君を選出したのも俺ね」
淡々と言葉を述べる目の前の胡散臭いメガネ(絵心さん)への不信感が拭い切れず顔が段々険しくなっていってしまう。うち顔に出るタイプなんよ。
『…えっと、なんでうちを選出したんです?』
いろいろ聞きたいことはあるが、とりあえず一番の疑問をぶつけることにした。
うちの問いに『あ〜』と面倒くさそうに頭を掻き、組んでいた足を椅子の上で胡座に変え、口を開いた。
「君が適任だと思ったから。以上」
『……え?』
あまりにも簡潔な返答に思わず素で反応してしまう。
なにその適当な理由。
「ちょっと絵心さん!だめですよそんな適当な返事!」
「ちゃんと話さないと伝わりませんよ!」と初めて聞く声が聞こえその声の方を向くと先程のやたら発育のいい女の人だった。
わ、絶対この人いい人や(ちょろい)
「はいはい。じゃあAちゃん。君に質問」
女の人の言葉に適当に相槌を打ったかと思えばいきなり質問を提案してきた。なんなのこの人は。
『なんですか?』
「ここは世界一のストライカーを誕生させるための場所だ。」
「練習できる環境、ライバル、経験値、全てが手に入れられる場所でもある。
だが、それら以外で選手にとって必要とされるものはなんだと思う?
そう。サポートだ。
俺は君にそれを任せたい。氷織A、君はここで世界一のストライカーを誕生させるためのサポートをし、その誕生の瞬間を目の当たりにする。
それが俺が君に求めることってわけ。いい?」
〜〜〜
うーーーーんぐだぐだ…
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結城詩埜(プロフ) - ひおりん推しなので嬉しいです!応援してます!!! (2023年4月3日 14時) (レス) @page3 id: a0b69b3d06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:えだまめこ | 作成日時:2023年4月2日 1時