第5話 ページ6
──平日の朝。自分が探されているとは夢にも思っていないAは、弟達と一緒に学校…溝中へ登校していた。
A『…眠い』
翔「右に同じ…」
健「そのまた右に同じ…」
A『今日は、放課後にどこか集まるか？』
翔「今日はいいや。俺家帰るし」
健「俺も、友達と遊ぶからパス。」
A『そ、そうか。じゃあ、2人とも気をつけてな』
弟2人「「あぁ。Aもな」」
そう言うと、各々自分の教室へと向かうのであった。
ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ…
放課後になり、俺が学校の校門を出ようとしていた時…ふと後ろから「あ！！」という声が聞こえた。振り返ってみると…
武道「あなたは…！この前の…！！」
A『！？、金髪くん？』
武道「そうそう！金髪くん…っじゃなくて！俺、花垣武道って言います。」
あの時、助けた金髪くんは、花垣武道と名乗った。さっきまで一緒にいた友達の上には「？」が浮かび上がっていくかのような顔をされているとはつゆ知らず、金髪くんは話し始めた。
武道 「あ、あの！突然なんですけど、今度の東京卍會の集会に来てくれませんか？」
A『東京卍會って…きんぱ…じゃなくて、武道くんは東京卍會に入ってるんだ』
武道「あ、はい！そうなんです。それで…マイキーくんも会いたいと言っていて…」
A『マイキー……。そうなんだ。でも、俺が独断で決める訳にはいかないんだよなぁ…。なぁ、この話、保留でもい？』
武道「はい…！明後日が集会の日なのでその前に決めてくれたらそれでいいんで…！」
A『わかった！じゃ、連絡先交換な』
俺がガラケーを差し出し、武道くんと連絡先を交換した。
武道「ありがとうございます。それじゃあ、連絡待ってますね。」
A『うん。決まり次第連絡するよ。あ、俺の名前言ってなかったな。AAだ。じゃあまたな。』
武道くんの友達が「おいそれって…！」とか何か言っていると感じたが、まぁいいかとその場から立ち去る。
さて、弟達に報連相だなぁ…
そう思いながらも、初めて、グループから招待がきたことに少し嬉しくなるAなのであった。
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創作(プロフ) - ユアさんさん» 読んで頂きありがとうございます！あ、本当ですね😳直しておきます💦 (2022年12月3日 22時) (
レス) id: 8d76c0f7b3 (このIDを非表示/違反報告)
ユアさん - この作品なんか好きです！それと、三ツ谷が三ツ矢になってますよ…😅 (2022年12月3日 22時) (レス) @page15 id: ae68d762ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：創作 | 作成日時：2022年6月20日 0時
