検索窓
今日:5 hit、昨日:5 hit、合計:9,257 hit

第3話〔兄弟編〕 ページ4

A『ごめん!待たせ……た』

翔「おせーよ。どんだけ待たせんだよ」

健「何かあったのか?」

A『いや、お前らも何があった。それ』(早口)

弟達と合流できたはいいものの、何故か弟達の下には、フルボッコにされた不良達の塔ができていた。

健「なんか、真面目そうな少年が変な輩に絡まれてたから、人助けしてただけ。なぁ、翔?」

翔「そうそう。マジいいことしたァ」

A『そうだったのか。』

健「そういう、Aは何してたんだよ?」

A『俺も、金髪の少年が絡まれてたから助けてた。』

健「へぇー!凄い偶然。」

翔「なぁ、いつまでこんなところにいる気だよ。早く帰ろうぜ。」

A『そうだな…帰って見たいテレビがあるし』

翔「あ?俺も見たいテレビあんだけど?」

A『は?俺が先だ。お兄ちゃん特権』

翔「あ??何がお兄ちゃん特権だ。ほんの数秒しか変わんねぇくせに。お兄ちゃんなら弟である俺に譲れよ」

A『嫌だね。今日のは絶対見逃せないやつなんで』

翔『は、生憎俺のもだ。そんなに言うならタイマンで決着つけるか?あん?』

A『はっ、望むところだ。来いよオラ!』

不良の生き残り「ぐ…マジふざけんなよ…オラァ!」

不良の生き残りは、何とか立ち上がり、近くにいた翔に殴りかかろうとしていた。

健「翔!!危な…!」

翔「クソっ…避けきれな…!」

A『ドコーーン!』(1発キメる)

不良の生き残り バタン…

A『俺の弟に手ぇ出してんじゃねぇぞ!』

翔「……」

健「ヒュー、さすが兄貴ー」

A『まさか、まだ動けた奴がいたとはな…気づけてよかったっていうか、おい、今兄貴って言ったか!?もう一k…』健「いや、結構です。」(即答)

翔「A…」

A『ん…?』(シュンとしている)

翔「その…あ、ありがとな。助けてくれて…テレビ…兄貴の好きなの見ていいから…」

A『!!!…翔…!いやでも、気が変わった。今日は、お前の好きなのを見ていい。俺のはまたでいいや。なんてったって!兄貴だからな!』

翔「ふはっ…なんだよそれ笑…じゃあ、お言葉に甘えさせてもらうわ」

A『よし!じゃあ、我が家へ帰るかぁ!』

______今日はなんだかんだで色々あったけど、めっちゃいい一日だったかも!
っていうか、翔のやつ…俺の事、サラッと兄貴って言わなかったか!?!

第4話〔東京卍會編〕→←第2話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (22 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
54人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

創作(プロフ) - ユアさんさん» 読んで頂きありがとうございます!あ、本当ですね😳直しておきます💦 (2022年12月3日 22時) (レス) id: 8d76c0f7b3 (このIDを非表示/違反報告)
ユアさん - この作品なんか好きです!それと、三ツ谷が三ツ矢になってますよ…😅 (2022年12月3日 22時) (レス) @page15 id: ae68d762ff (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:創作 | 作成日時:2022年6月20日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。