闇堕ちルートをぶっ壊せ【ツイステ】

フラグが七本 ページ11

そして授業が終わり、昼休み



廊下にリーチ兄弟がいるのが見えた。
まあ、たぶんユウちゃんを待っているのだろう。



それにしても、もう仲良くなったのかと思い、教室を出て通り過ぎようとしたところだった─────




「あはっ、やっと出てきたぁー」



「待ってましたよ」



『え、私?ホ、ホワーイ!?』



いきなり話しかけられたことに驚き、カタコトの英語が出てしまった。思わず廊下にいた背の高い人の後ろに隠れた。



「ビビって隠れちゃって、か〜わい。んー、じゃあクマノミちゃん?」



『ユウちゃんなら、まだ教室にイマスヨ…』



「違いますよ、僕達は貴女に会いに来たんです、Aさん。一緒にモストロ・ラウンジに行きましょう。」



ついに名指しされてしまった。もう逃げ道はないようだ。




諦めて着いていこうとしたその時




「おい、いつまで隠れてんだ。」




隠れさせてもらっていた人(勝手に)の言葉で、ハッと我に返った。



ふわふわの白い尻尾に耳。高身長に、狼の特徴。これは…




『ジャ、ジャ、ジャック君!?』




「俺のことを知ってんのか?」









おお神よ、一日で五人もの主要キャラに会ってしまうとは…

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