日輪刀還る。,19 ページ19
○。日輪刀還る。
べベン
と琵琶の音と共に
建物が入り組んだ
不気味な場所へとつれて来られた
上下左右から建物が
飛び出したり、
橋が架かっていたり
部屋が露出していたり
不思議で気味悪い空間
釜「(?!?!?!
なんだ?ここは)」
下弦の陸:
突然連れて来られた空間に
釜鵺は動揺を隠せなていない
べベンべベン
べベン
べベン
琵琶の音が鳴り響く
釜「(あの女の血鬼術か?
あの女を中心に
空間が歪んでいるような)」
琵琶の音は鳴り止まず
次々と下弦が招集されていく
ある者は、
キョロキョロと周りを探索し、
またある者は、
感極まっていたり
反応は様々である
釜「(十二鬼月の下弦のみ
集められている
こんなことは初めてだぞ
下弦の伍はまだ来てない)」
べベン
その音と共に別の場所へ移される
目の前には見たこと無い貫禄ある女性の鬼と
その一歩手前で
その鬼に頭を垂れている女の鬼がいた
釜「(移動した!?
また血鬼術!!
なんだこの女は
誰だ)」
無「頭を垂れて蹲え
平伏せよ」
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作者名:下倉琉羽 x他1人 | 作成日時:2021年10月10日 11時