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柱たちの協力 ページ32

そのころ、Aは無限城にいた。


「侵入捜査の意味がないだろう」


俺は鬼無辻に怪我を負わされていた。
まったくと言っていいほど傷が再生しない。

頭からは血が流れ、体中にかすり傷がある。


「前にも言ったはずだ。貴様の大切なものを全て壊すと」


「!やめてくれ!!」


「誰に指図している?」


身体がびりびりして動けない。


「しかし、産屋敷にはまだばれていないそうだ。
ならばこのまま捜査を続けてもらう。

今度は私のほしい情報を持ってくるんだ」


「ほしい情報?」

「今はまだないが、時期に任務を与える。それまではその蝶屋敷とやらで待機していろ」

「!」

「できないのか?」


やらないと、しのぶを守れないなら、なんだってやる。


「できる」

「ふっ、行ってこい」














柱たちは独自で会議を開くことになり、蝶屋敷に集まった。
もちろんお館様には報告していない。


「Aが、上弦の鬼だぁ?」


不死川はあまり信じていなったが、話を聞いてから血管が浮き出てきた。


「ふんっ、やはり信用しなくて正解だったな。
俺たちの知らないところで人間を喰っている可能性も高いわけだ」

「でもそうなったら…、しのぶちゃんは…」


「そうですね。責任を取らなければなりません。
でもまだ彼が人間を喰ったという証拠がありません」


「とりあえずAさんを探し出せばいいんだよね?」


無一郎はボーっとしながらも状況を把握していた。


「宇随にも協力を要請しよう。
私は本部の近くを監視し、お館様を守ることに徹する。

他の者はAを見つけ次第、拘束し私の屋敷に連れてくるんだ。

拘束の仕方は何を使ってもいい。
襲ってきたら手段を選ばず、早急に頸を斬ること」


「わかった。俺は今から冨岡と任務がある。ついでにAを探してくる」

「……」

「なんか喋れ!」

「ビクッ。承知した」


「甘露寺、俺たちも探そう」

「そうね…」


「胡蝶。Aの部屋に案内してくれるか?
Aは今、木刀も日輪刀も所持していない状態のはずだ。

今のうちに回収しておきたい」


「…はい、案内します」


「僕、Aさんには武器を持たせないように
店に呼びかけておくよ。知り合いがいるから聞いてくれると思う」


こうして柱たちは独自に動き出した。

捨ててやる→←伝えてはいけない



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設定タグ:鬼滅の刃 , 胡蝶しのぶ , 男主   
作品ジャンル:恋愛
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ゆう(プロフ) - いやいやそんなこと!次回6話程で完結しますので是非見てください!! (2021年3月11日 0時) (レス) id: c0465afe59 (このIDを非表示/違反報告)
天麩羅 - おぉ、なんかいつの間にか凄いことに、どうしたらこんな続きが気になる終わり方が書けるんだ? (2021年3月10日 22時) (レス) id: 9b224ffa84 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - ほんと増えましたよね!嬉しい……(泣)見てくれる人がいると自然とニヤけが止まらなくて気持ち悪い顔してます笑 (2021年3月6日 13時) (レス) id: c0465afe59 (このIDを非表示/違反報告)
天麩羅 - お気に入り登録一気に増えましたねぇ、どんどん人気になっていく、凄い、、! (2021年3月5日 19時) (レス) id: 9b224ffa84 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 頑張りますー! (2021年3月3日 21時) (レス) id: c0465afe59 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゃゆ | 作成日時:2021年2月19日 21時

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