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心優しいお館様 ページ4

全てをお館様に話すと、真剣に受け止めてくれた。


「なるほど、了解したよ。

Aは鬼殺隊を続けられそうかい?」


「…わかりません。でも続けたいです。

俺の心が制御できなくなるまで鬼殺を続けます」


「Aがそうしたいならそれでいいと思う。

まだ人を喰ってはないんだね?」


「はい」

「これから喰わない保証はないから、証明していこう」

「…っ、本当にすみません」

「いいんだよ。そうだ、雪屋敷はどうする?」


「雪屋敷は……」


ドクンッ!!


「がっ!!?」


「?」


「う、うウゥ…!オ、館、様…!逃ゲテ、クダサ…!!」


「!A」


駄目だ駄目だ。人間は喰うな。

止まれ…!


フッ


「っ、はぁ!はぁ!すみません、収まりました」


汗をすごくかいた。

抗生剤を飲んでも効かない。

でもお館様に手を出すわけにはいかない。


「雪屋敷は当分、行けそうにないね」

「…っ」

「Aは本部に住むんだ」

「駄目です!そんなことして俺が襲ったら…」


「Aには自分の意思がある。

きっと禰豆子と同じだと思う。

それに藤の花があるから離れにはそれを置いとくよ」


俺はお館様に甘えてしまった。

今日からここの離れに住む。


「A、おやすみなさい」

「おやすみなさい」


離れに行くと、塀に藤の花が咲かれていた。


「……しのぶ」



覚えてるかな、俺たちの約束。




『鬼になったら食べてあげるよ』

『容赦なく殺しますよ』

『約束な。ゆびきりげんまん』

『どんな約束ですか…、ふふっ』





いつ君のことを喰べられるかな。






「その前に、正体を明かせるかな」

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設定タグ:鬼滅の刃 , 胡蝶しのぶ , 男主   
作品ジャンル:恋愛
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ゆう(プロフ) - いやいやそんなこと!次回6話程で完結しますので是非見てください!! (2021年3月11日 0時) (レス) id: c0465afe59 (このIDを非表示/違反報告)
天麩羅 - おぉ、なんかいつの間にか凄いことに、どうしたらこんな続きが気になる終わり方が書けるんだ? (2021年3月10日 22時) (レス) id: 9b224ffa84 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - ほんと増えましたよね!嬉しい……(泣)見てくれる人がいると自然とニヤけが止まらなくて気持ち悪い顔してます笑 (2021年3月6日 13時) (レス) id: c0465afe59 (このIDを非表示/違反報告)
天麩羅 - お気に入り登録一気に増えましたねぇ、どんどん人気になっていく、凄い、、! (2021年3月5日 19時) (レス) id: 9b224ffa84 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 頑張りますー! (2021年3月3日 21時) (レス) id: c0465afe59 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゃゆ | 作成日時:2021年2月19日 21時

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