Which is my road?【RYO.N】

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横山｢どっくんさクビにしたるわ言うてたけど






絶対にせぇへんねん｣









横山先輩はたくさん亮ちゃんの話をしていた







本当に好きなんだなと思う







横山｢でもどっくんが熱出したときは篠宮がおってよかったわ｣







A｢あのときはとっさで…つい｣







横山｢さすが医学部やな｣







A｢中退ですけどね｣







横山｢なぁ、彼氏とかおったん？｣







A｢いるわけないじゃないですか、








皆さん授業、勉強、実践に没頭ですよ｣







横山｢好きな人は？おったん？｣







A｢なんですか、恋バナですか？｣








横山｢恋バナしたいわ〜｣









A｢残念でした、先輩に憧れてる人ならいましたけど







恋愛感情は一切ありません｣








横山｢なんやそれ〜｣







A｢せめて、最後にお礼だけは言いたかったな…｣







横山｢戻りたいん？






大学に｣







A｢うーん、医療って日々進歩してますからね






3週間も学ばなかったのはかなり大きいので







今さら戻れないですよ







可能ならば、かなり考えますけどね｣









横山｢血筋を恨む？｣









A｢いえ、たしかに来たばっかりは嫌で仕方なかったですけど





今は楽しいですよ、楽しい人たちばかりで






どちらが私に向いてるかもわかりませんし｣







横山｢へぇ、そうなんか







あっ、ここ、俺のおすすめの店







昼食とったら買い物付き合って｣







A｢はい｣







横山先輩とこんな話したのは学生以来







学生時代思い出したな

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