《10》 ページ12
｢至さん、何に乗りたいですか？？｣
｢Aが乗りたいものでいいよ｣
｢え、いいんですか！じゃあ…｣
私が指を指したのはジェットコースター。
至さんは｢えっ｣と顔をしかめた。
｢あ…嫌でした？｣
｢本当は嫌だけど、『何でもいい』って言っちゃったから乗るよ｣
｢なんか…すみません｣
｢大丈夫。慣れてるから｣
へぇ…慣れて_
…慣れてる……？！
｢その『慣れてる』はどういう意味のですか？｣
｢よくデートの仕事で『ジェットコースター乗ろうよ』が必ずあるからね…。｣
｢あぁ…。大変ですね……ごめんなさい｣
｢謝んないでよ。これも仕事のうちだし、何故か分からないけどAなら許せる｣
｢え｣
なんですか最後の言葉は。
期待してもいいってことですか。
いや、でもこれはみんなに言っている可能性があるからそんな事は絶対ないよね。
ごめんなさい、馬鹿でした。
｢どうした？A｣
｢な、なななな何にも無いですよっ｣
だからお願い、顔をまたのぞき込まないで
心臓がやばい
｢ははっ。A可愛い｣
｢もう、そんな言葉簡単に言わないでくださいっ｣
私がそういうと、スッと至さんの手が頬に伸びて触れた。
｢………Aの��彼氏��なのに言っちゃダメなの？｣
｢〜〜〜〜っ！！！だ、ダメじゃない、です…｣
｢うん。大人しく聞いていればいいの｣
そう言うと、私の髪をくしゃっとしてジェットコースターに乗った。
…私を殺す気ですか。
心臓がバクバクしすぎて、ついでに内蔵が飛び出てきそう。
｢(ほんっと、ずるいよ………)｣
・
・
・
｢はぁ〜！楽しかったですね、至さん！！！｣
｢ははっ。そうだね。あ、そうだA��さん��
『恋人繋ぎオプション』が1900円、『褒め言葉』が1000円、合計2900円です｣
あれ、頭ポンポンはオプションに入らないんだ…。
今日は思ったより安く済んだからちょっと嬉しい
そう思いながら、代金を払った。
｢はい、丁度だね。ありがとうございました〜｣
そう言って、至さんは爽やかな笑顔で私を見送る。
私は手をふって背を向けたけど、振り向いて至さんに叫んだ。
｢また、デートしましょうね！！！！！｣
至さんは、とても驚いていた。
うん、好きだ！！！！
・
・
(幸せだった……。あははは……)
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蒸田。（むしだ）(プロフ) - さかさん» コメントありがとうございます！！語彙力を失うほどそう言ってもらえて嬉しいです！更新頑張ります！ (2017年4月30日 22時) (
レス) id: f91a58f64c (このIDを非表示/違反報告)
さか(プロフ) - 最高です！！A3!の夢小説は初めて読んだのですが、1発で当たりの作品を引いたな！！って思いました笑 ほんとに最高です！至さん推しなので、ほんとにほんとに最高です(語彙力) 更新楽しみにしております！！ (2017年4月30日 21時) (レス) id: 4f77bf1428 (このIDを非表示/違反報告)
蒸田。（むしだ）(プロフ) - 藍さん» コメントありがとうございます！！更新頑張ります！！ (2017年4月15日 19時) (レス) id: f91a58f64c (このIDを非表示/違反報告)
藍 - とっても面白いです!!!!更新頑張ってください!!応援してます♪ (2017年4月13日 0時) (レス) id: 1c9b5608e2 (このIDを非表示/違反報告)
蒸田。（むしだ）(プロフ) - 奈々さん» d( '-' ) (2017年4月2日 16時) (レス) id: f91a58f64c (このIDを非表示/違反報告)
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