彼女ってやつ【月島蛍】

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【衝撃】




月島side







A｢およ！？あっちで潔子さんが私の事を呼んでいる！じゃ、じゃあ私行くね！？仲良くしてね〜！！｣




ぴゅー




今走ってさっていったあいつ



僕の彼女の白岡Aだ。



Aとは中学のとき塾が一緒で知り合った。

それからはどんどん仲良くなって

どんどん好きになった



中２の時に僕が告白して、付き合い始めた。




どこに惹かれたかと言われたら、うまく答えられないけど
僕はこう見えてもかなりあいつに惚れている。


まぁ絶対に口では言わないけどね。





んで、目の前にいるこの人



黒尾｢あーらら、ありゃ逃げたな(笑)｣




音駒高校の主将の黒尾鉄朗さん

Aの兄だ。





正直僕はこの人が苦手


＿＿＿＿Aを傷つけたから







黒尾｢月島くんさぁ、いいこと教えてあげよっか？｣





月島｢…なんですか｣







いつもなら｢いいです｣と断っているところだけど


話の流れ的にAの話だろうな






相変わらずニヤニヤ顔の黒尾さん


改まって何を言う気だ？









黒尾｢実は＿＿＿＿｣






、







、








、







、






『 俺達、本当の兄妹じゃないんだぜ』









、









月島｢…は？｣





本当の兄妹じゃない？






黒尾｢まぁ、そーゆー訳でさ。こちらともう１６年ってことよ。｣









＿＿＿＿あぁ、なるほど。









黒尾｢…意味わかr｣

月島｢僕｣






確かに黒尾さんの方が想ってる時間は長いかもしれない

けど、






月島｢誰にも、ましてやAの事を傷つけた人になんか渡す気ないんで｣





何を言われようと、


彼氏は僕だ。




黒尾｢…はっ、おもしれぇ(笑)｣









Aは僕の彼女だ


誰にも渡さない。

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