花巻君の好きな人は私ではない。【花巻貴大】

よんわ。 ページ6

△▽





A「はじめナイスキー！！」




咲良「A〜、向こうのスコアお願〜い」




A「おっけー！」





部活中です。


私は花巻の事が好きだが、別に咲良の事が嫌いな訳では無い。むしろ好き。


可愛いし、優しいし、なんでも出来るし、気が利くし…

良いところ数えたらキリがないくらい。

成績優秀、容姿端麗、それに加えて性格の良さ。青葉のマドンナなんて呼ばれている咲良に

the平凡な私がかなうわけもなくて。



そりゃ好きになるわ、こんな子。




花巻が咲良のことを好きになったあの日
私の心はバキバキと音をたてながら壊れた。


それからというもの、私の胸は切なさや悔しさが混じりあった感覚でいっぱいだ。

多分あの日壊れた私の心は未だに治りそうにない。


ぽっかり穴が空いたみたいに。





ピピーっ



A「休憩でーす！！」




部活中でこの時間が１番嫌いだ。






、






花巻「咲良、ドリンクちょーだい」


咲良「はい、お疲れ」





、





…つーかいつの間に咲良って呼ぶようになったんだよボケ







A「みんな、お疲れ〜」




私はいつも通りのメンツにドリンクを渡す





岩泉「おー、サンキュ」


及川「ありがとAちゃん！」


松川「花はまた、秋瀬のとこか」



A「…別に、決まりとかないしね(笑)」



別に決まりがないから、花巻は咲良の所に行く



それだけ





国見「花巻さんも、あんな人のどこがいいんですかね」



A「ちょ、国見！咲良いい子だからね！？全然悪女じゃないからね！？」




国見「…でも、A先輩の方がいいですよ」




A「やだ国見、急にデレないで。結婚しよ。」



岩泉「お前ほんとに性格クソだよな。」



及川「そんなAちゃん俺は好きだよ！☆」



A「はーい休憩おしまーい」



及川「え！？無視かな！？」




ーーー

お気に入り２人！！


ありがとうございます(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))

ごわ。→←さんわ。及川side

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す