花巻君の好きな人は私ではない。【花巻貴大】

にじゅうよんわ。花巻side ページ27

△▽



及川「だぁぁぁあ！！もう岩ちゃん！俺ばっかり攻撃しないで！？」


岩泉「うるせえ！お前クソ弱ぇんだよ！」



花巻「岩泉と松が神業すぎんだよ！」



今日はマネージャーが2人とも部活を休んだので、珍しく男子だけの下校だった

んで、適当に流れで岩泉の家でゲームをすることになり、４人でマ〇オカートをしている。


松と岩泉が相変わらずくっそうめぇ




松川「うえーい勝ち〜！」


岩泉「くっそぉお！」


花巻「はい、安定の３着〜」


及川「わかってるよ！？俺がビリだよ！」




岩泉「てかお前らいつまでいんだよ」



及川「えー岩ちゃんもーちょっとー」



岩泉「お前は家すぐそこだからいーんだよ、松川と花巻どうすんだ？」



松川「岩泉んちで夕飯食ってくるって連絡したからOK」


花巻「おなじく」



岩泉「オイ…まぁいいか、親に伝えてくるわ」




松川「あ、ガチ？いーの？」



岩泉「んだよ、お前らしょっちゅうだろうが」



ったく、とブツブツ言いながら岩泉は部屋を出ていった。いやぁ、なんだかんだ優しい岩泉。




及川「じゃあ今のうちにLI〇E返しとこ〜っと」



花巻「じゃー俺も〜、」


とスマホを開いた時



ﾋﾟﾛﾝ♪



はるの：いやぁ、先生から呼び出しくらっててさ笑



春野からLI〇Eがきて、思わずスマホを落としそうになった






呼び出しか、


あ、さっき及川が爆笑しながら話してたあれかな笑



マッキー：大化の改新のやつ？




返信するとすぐに既読がついた


…ちょっと嬉しかったり。




はるの：なぜ知ってる



マッキー：及川くんが爆笑しながらみんなに話してたよ♡



はるの：ﾌﾞｯｺﾛ(´^ω^｀)ﾌﾞｯｺﾛ



春野の返信に思わず一瞬頬が緩む



その一瞬も見逃さないのが我がチームメイト共である




松川「どうしたの花巻くん、にやけて笑」



及川「あ！もしかして秋ちゃんとLI〇Eしてんのー？！」



そう言って画面をのぞき込んでくる２人



花巻「ばっ！みんなって！笑」



とっさに隠すも、時既に遅し。

ん？でも隠す必要あったか？




及川「…Aちゃんじゃん！」


松川「お〜？なんか怪しいぞ〜？」



花巻「は？笑 LI〇Eしてただけだよ笑」



及川「ニヤニヤしちゃって〜！」



花巻「だからなんでもねーっての！」





まったく、なんでこうそーゆー話が好きなんだろうか



松川「でも花が個人するなんて珍しいな」



花巻「まー…な、笑」





及松「「……」」





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