花巻君の好きな人は私ではない。【花巻貴大】

にじゅさんわ。月島side ページ26

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月島「なに、彼氏？」



A「うわぁ！？」



Aのスマホを後ろからのぞき込むと、Aは我に返ったかのように急に慌てだした



Aの顔を見ると、真っ赤で


違う違う！と顔を赤くしたまま否定する姿で片想いか、と理解する。




A「ちょ！もう！あっち行ってろってば！！///」






月島「はいはい」







追い払われたので大人しくキッチンに退散する。



真魚「あれ、蛍ふられたの？」


キッチンに行くと真魚が食器を洗っていたので、隣に立って洗われた食器を拭いてあげることにした。




月島「ふられてないから」




真魚「はは、どーだった？」




月島「まだ片想いだね、あれは」




真魚「あー…、けどあれ、結構重症じゃない？」




真魚がAを指さすので、振り返って見てみるとソファに寝そべり足をばたつかせていた。




重症だな


相当惚れてると見た





真魚「どーします？蛍くん」






どーもこーもない






月島「片想いなら、まだ奪えるよ」







真魚「強気ですね蛍くん」







月島「まぁ、こちらともう１６年なんでね」





そうだ
Aの好きなやつがどこのどいつだか知らないけど
一緒にいた時間は誰にもまけない。


ちらっとAの方に目をやると、まだ足をバタバタさせていた




月島「Aジタバタしないで！うるさい！」






奪えるとかいってもやっぱり
僕以外の男の事で浮かれているのはムカつく





真魚「重症ですね、蛍も」



月島「…うるさいよ」





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iPhoneからGALAXYにしたはるひょ。


使い慣れて無くて戸惑うはるひょ。


この後の進み方に悩んでるはるひょ。

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