遊びも、戦いも、全力で、 (ページ2)

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1話目ページ2

メイサイド

「ねぇ、何してるの？」

道端で同い年くらいの男の子を見つけた。
ただ、地下街から来たというのは分かった。
服は汚れていて、髪の毛は手入れがされておらず、無造作に伸びていた。

男の子「誰だ、お前。」

「ごめん、自己紹介してなかったね。私はメイ、メイ・ベネットっていうんだ。君は何て言うの？」

リヴァイ「リヴァイ、ただのリヴァイだ」

「そっか、リヴァイはさ、こんなとこでどうしたの？」

リヴァイ「地上がどうなってるか知りたかったから、地下街から抜け出してきた。」

「そうなんだね。ねぇ、リヴァイ。私さ、地下街に興味があるの。地上を案内するから、代わりに地下街を案内してくれない？」

リヴァイ「、、、別に構わねえが、何で地下街なんかに興味を持ってるんだ？クソのごみ溜めだぞ。」

「お母さん達から逃げたいんだよね。だから、これから住むであろう場所を見学したいの！」

リヴァイ「なんで、逃げたいんだ？折角地上にいるのに、わざわざ地下街にくる意味も分からない。」

「うーん、ちょっと長くなっちゃうけど、いい？」

リヴァイ「ああ。」