【wrwrd!】人間だったって魔ジ？【４】

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ｃｈｉ(あっさりした…しかし深いコクのある醤油スープ。そしてこれが細めの縮れ麺に………よく絡む…！！箸が止まらない…！あんなにローテーションだった大先生も心なしか上機嫌になっている！！)

ｓｙｏ「いや、侮ってたな…」

ｃｈｉ「まさかこんな美味いとは思わんかったわ！」

ｕｔ「創業666年の看板は伊達じゃねぇってことか…やるじゃん。」

『今度一人で来よっかな…』

ｓｙｏ「たまにはこういうのもええもんやなチーノ。」

ｃｈｉ「……」

この様子だとショッピ先輩も大丈夫そうやな…案外来て良かったかも……これならピコとの再会もあっという間やな。

ｓｙｏ「特にスープがええな。何の出汁やろこれ。」

店主「うちのはちょっと変わってるんですよ。なんと…












念子で出汁とってるんです。」

『ﾝｸﾞｯ…』

ｕｔ＆ｓｙｏ＆ｃｈｉ「『………』」

店主「なーんて冗談ですよ冗談！！念子はさすがに食えませんてガッハッハ…！ブタですよ！！」

ｓｙｏ「ごちそうさま…」

店主＆店員「アザッシタッッーーー！！」

店主は本当に冗談で言ったんだろうけど、なんでこの状況で念子系になったんや…恐らく…うちらがこの店に来ることはもう二度とないだろう…………




















ｕｔ「なんか異様に疲れたわ…」

ｃｈｉ「こ…こんなはずじゃなかったのに…」

ｃｈｉ(完全に俺の大失態や……！！ショッピに悪いことしたな…Aさんもだいぶ疲れさせてもうたし…)

無理もないよチーノ先輩…根本的に言えば先輩が悪いけど念子に関しては予想できんて…

ｓｙｏ「はっはっはっはっは！！」

ｃｈｉ「え？」

ｓｙｏ「ひっでぇ店だったな！！もうちょっと店選びのセンス磨いた方がええぞチーノ。二次会はもっとマシなとこ探せよ！」

ｃｈｉ「えっ二次会？！」

ｓｙｏ「行くやろ？」

なんだ…思ったよりショッピ先輩元気そうじゃん。

ｃｈｉ「当たり前やろ！！なに食いたいショッピ！全部大先生の奢りやで！」

ｓｙｏ「ん〜それじゃあ…蟹！！」

ｕｔ「蟹ィ？！いやもうちょっと安いのにして…」

ｓｙｏ「なんでや蟹ぐらい奢れや！！」

ｕｔ「僕後輩やねんけど〜〜〜(泣)」

『まあうちも払うし、今日くらいはいいんじゃない？』

ｕｔ「だからAちゃんは払わなくていいの！！」

この日を境に３人(たまに４人)でメシを食いに行くことが増えたという。
※蟹は折半でした。

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