【wrwrd!】人間だったって魔ジ？【４】

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店主「4名様シャッセェェエイッ！！！」

店員１「シャッセーッ！！」

店員２「エェェエイッッ！！」

怒号のような挨拶に威圧感を抱く。な、なんかすごいなここ…チーノ先輩カウンター聞かれただけなのにあんな怯えてるよ…

店主「お客さんウチ禁煙なんでッ！！撮影もNGでオネシャス！！」

ｕｔ「おいチーノ、なんやこの店怖いんやけど…！」

ｃｈｉ「えっ…いや普通の魔ーメン屋じゃないですか！どっからどう見ても…」

チーノ先輩…普通って言葉の意味知ってる？外見だいぶボロボロで端っこなんか蜘蛛の巣着いてるし…後雰囲気が上手いけど入りにくい店のそれなんよ。

ｕｔ「えッ、マジでここにすんの？！僕こういう店無理やねんけど！！」

ｃｈｉ「いっ、いや本場っぽいじゃないですか！」

ｓｙｏ「俺は別にええよ、どこでも。今さら他の店探すのもめんどいしな。」

ｃｈｉ(すまんショッピ…！)

ｓｙｏ「それに実質、我々師団みたいなもんやろこの店。」

ｃｈｉ「共通点が多すぎて否定できない…」

『毎回思うんですけど、ひとつぐらい違う点あってほしい…そんなことは一旦いいんで入りましょ。あの店主さんイラついてますし…』

そう言い再び店へと入る。

店主「券売機で発券おなシャス！！」

ｕｔ「カード使えへんやん…！！」

ｃｈｉ「ま…まぁ肝心なのは味よ味！せっかくだから色々頼もうぜショッピ！ギョーザとか半チャーハンとかなんでも…醤油魔ーメンしか無い？！」

店主「ウチは代々醤油一本なんですよ…」

『券売機を導入するんじゃない！！』

マジで券売機要らんやん…買うお金あるんやったら改装した方がええんちゃうん…？券を買い席へと座る。

ｓｙｏ「まぁそんだけ味に自信があるってことやろ。お手並み拝見といこうや。」

ｃｈｉ「う…うん…ソダネ…」

店のあちらこちらでものすごい音が聞こえる。ガシャアアンって音聞こえたし…ショッピ先輩がなにもどうじてないのがすごい……

ｃｈｉ(アカン…俺がショッピに気ィ使わしてる気がする…！！大先生はすごい居心地悪そうにしてるし…Aさんも表には出てないけど内心気ィ使っとんやろな…これで魔ーメンが不味かったら……目も当てられない…ッ！！)

店主「ヘイ魔ーメンお待ちィッ！！」

……！！この魔ーメンは…？！店の外見の割にめっちゃ美味しそう…！！

店主「お客さん、まずはスープを一口。それから麺を思いきりすすってみてくだせぇ。」

全員(！！！美味い…ッ！！)

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