失敗。 ページ2
「よせ。それは素人に扱えるゲームじゃない。」
「大我、足早いし…ってニコちゃん！それはダメだよっ！」
大我を追いかけて走ってくると、そこにはゲーマドライバーを持つニコちゃんに、倒れてる永夢、永夢に駆け寄る明日那さん。
「Aちゃん？また大我さんとこに…？」
「へへっ(笑)」
怪訝な顔の永夢を笑って誤魔化す。
「大我どういうことなの？」
明日那さん、怒ってる？
おこ？
「黙って俺によこせ。」
すっご！
怒ってる明日那さん完全無視決めたこの男。
私にはマネできん！！
などとコンマ１秒考えてる間に、大我はニコちゃんへと歩み寄ると、ニコちゃんは「来ないで！」とガシャットを大我に向けた。
「Ｍ、私とゲームで勝負しろっ！！」
「なんで僕の名前を…？」
あれ？ニコちゃんは永夢の事知ってるけど、永夢は知らないの？
ん？
なんて悠長に考えていると、ニコちゃんはガシャットのボタンを押した。
すると、いつもならキレイに聞こえる起動音が、歪んで聞こえる。
「なにこれ？」
ニコちゃんがガシャットを叩くと、急に寒がり倒れてしまう。
「おい！」
「触るなよっ！」
駆け寄る大我を叩く。
「じっとしていろ！」
「ニコちゃん！落ち着いて！」
「A…」
私の手を握ってくれたニコちゃんに、大我がゲームスコープを向けると、ゲーム病を発症していた。
「ゲーム病だ。」
「さっきまで症状はなかったのに…」
不思議そうにニコちゃんを見つめる永夢。
「彼女の体内にウイルスが潜伏していたんだろうな。」
「飛彩先生…」
何優雅にあるいてんのよ！なんて言葉は飲み込んだ。
「ガシャットを起動しようとしたからウイルスが活性化したんだ。」
明日那さんの言葉に、ニコちゃんと繋いだ手を強く握る。
「バカヤロウが！なんで言うこと聞かなかった？」
大我はニコちゃんのベルトを無理やり外し、ガシャットを奪い取る。
「あんたのせいでしょ！」
「ニコちゃん！」
繋いだ手が離れ、ニコちゃんはなんとか座っている状態まで体を起こし大我を蹴り飛ばす。
「いつまでたってもＭをぶっ倒してくれないから！」
ニコちゃんの気迫に、みんなが彼女を見つめることしか出来ない。
その時、ニコちゃんが叫び声を上げ、ニコちゃんからバグスターが出てきた。
それは、一度倒したはずのリボルの姿だった。
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ぽんた(プロフ) - 1日で一気見しました！！このお話本当に好きなのでとても続きが気になります！！お忙しいのかと思いますが更新再開まで楽しみに待っています！ (2022年8月1日 10時) (
レス) @page29 id: 45453c7a9e (このIDを非表示/違反報告)
れ - はじめまして！九条推しなので復活するかどうかが気になるところです〜 (2018年1月2日 22時) (レス) id: d1132cf304 (このIDを非表示/違反報告)
m(プロフ) - ゆうみんさん» コメントありがとうございます！！どうなっていくんでしょうか！？私にもわかりません(笑)見切り発車で書き始めてしまったので、気分次第で内容変わってます(笑) (2017年11月10日 22時) (レス) id: 382cc0fa79 (このIDを非表示/違反報告)
m(プロフ) - 夏みかんさん» ハーレムいいですよね！誰落ちかも考えてないですが(笑)当分は黎斗さんと絡みます。(笑) (2017年11月10日 22時) (レス) id: 382cc0fa79 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - あああめちゃ気になるエムやパンドラ達は彼女ちゃんはどうなる楽しみです (2017年11月8日 8時) (レス) id: 307c709a46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：m | 作成日時：2017年10月12日 12時
