変化。 ページ34
ある日、目が覚めたらいつもの部屋ではありませんでした。
「ここは…どこ?」
なんか、秘密基地感がパネェーっす。
工場?みたいな所に、無理やりベッドおいてありますよ?
無理しやがって…
「おー!やぁっと起きたか!今度はこれで勝負だ!!」
いつも通りのパラド。
「そーじゃなくない?!まず説明じゃない?!」
「説明?そんなんはどーでもいいだろ?はい、これ!」
有無を言わさず手渡されたゲーム。
仕方なく電源を入れる。
「おい。少しくらいは説明してやれ。お前も諦めるな。」
いつの間にかいたグラファイトがため息をつく。
「だって、無理じゃない?パラドからゲーム取ったらなにが残ると思う?天パーだけだよ?」
「それ、俺のことバカにしてんだろ?」
「シテナイヨー。」
少しダークな雰囲気のパラドとは目を合わせちゃいけません。
「あの部屋が使えなくなりそうだったからここへ移動しただけだ。それと、俺は少しの間忙しい。」
「そんなっ!!ご飯はどうするの?!」
「…自分でなんとかしろ。」
ひっ…酷い!!
「そこは私がなんとかしますから。」
安心してくださいと、黎斗がやってくる。
「よかった…ごはんごはん♪」
ただ場所が変わっただけ。
そう思っていた。
でも、その日からグラファイトは帰ってくることはなかった。
「ねぇ、パラド。グラファイト遅いね…」
「あぁその内強くなって帰って来るさ。」
けしてゲーム画面から目を離すことなく、いつも通りのパラドを私は信じるしかなかった。
・
ある、雨の日だった。
いつもは施錠されているドアが開いていたのだ。
ただの好奇心。
ゆっくりとドアノブを開け、私は外に出た。
工場の跡地のようなそこに、少しだけ興奮する。
「やばいっ!なんか冒険してみるたい!」
ズンズンと歩いていると、話し声が聞こえた。
そっと、声の方へ向かうと、声の1つが黎斗であることに気付いた。
バレないように覗き込む。
相手はアロハシャツに赤いジャケット。
途切れ途切れにしか聞こえない会話。
黎斗が、アロハシャツの人に何かを渡しそうとすると、それを蹴り飛ばした。
何?何が起きてるの?
その人は、カラフルな何かを使って、ヘンテコなものに変身した。
そして、さっき蹴り飛ばしたものを手にとりカラフルなもの入れた。
何が起きたのかは分からなかった。
ただ、そのアロハシャツの人は紫色になり倒れてしまった。
黎斗はそれをただみていた。
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m(プロフ) - Mさん» これから少しずつ増える予定です!今は、社長や大我多めですが…一応、全員と絡ませるつもりではありますのでお待ちください! (2017年10月8日 22時) (レス) id: 382cc0fa79 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - 永夢ー!....に会いたいですー!永夢との絡み多くお願いします! (2017年10月8日 0時) (レス) id: 7d414107ba (このIDを非表示/違反報告)
m(プロフ) - Mさん» コメントありがとうございます!エグゼイドロスは抜けませんよね…また、面白いと言っていただけるように頑張ります! (2017年10月7日 9時) (レス) id: 382cc0fa79 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - 頑張ってください!この話面白いし、エグゼイドロス何で私 (笑)永夢ーー! (2017年10月7日 2時) (レス) id: 7d414107ba (このIDを非表示/違反報告)
m(プロフ) - YUMEさん» ありがとうございます!レス遅くなりすみません!続き、頑張ります! (2017年9月24日 23時) (レス) id: 382cc0fa79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:m | 作成日時:2017年9月12日 1時