女の子が聞いたことあるマンガにトリップしたお話 Part2！【ゴールデンカムイ】 (ページ37)

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Aside

貴『オンタロシｸオハオ♪オハレヤンオハオ♪』

杉「何を歌ってるの？」

貴『アイヌの人たちが穀物を収穫してる情景を頭に思い浮かんで歌ってたの。曲名はわからん』←

アシ「今ごろフチは穀物を収穫しているんだろうな、Aが歌ってるのを聞いてフチを思い出した」

アシ「アイヌは鮭をとって和人からエムシやタマサイを手に入れた。雁が毎年渡って来る姿は、私たちに宝物をもたらす鮭が川を遡ってくることの知らせだ」

貴『アイヌは鮭のことをカムイチェプ【神の魚】とか、チュクチェプ【秋の魚】と呼んでるんだよね』

今私がいるところはフチの13番目の妹の家

みんなで作戦を立てていた

白石は網走監獄に入れる所や看守がいる配置をみんなに言った

白「この計画は今の時期しか出来ねぇぜ。鮭が獲れる今だからこそな」

杉「シライシ…やっぱすげぇや、脱帽だ」

白「ッピュウ☆」

あ、調子に乗り始めた

アシ「脱獄王…やっぱりお前を網走まで連れてきて本当によかった」

白「ピュウ☆」

白「ピュウピュウ☆ピュピュピュウ☆」

尾「……」

尾形は相変わらず無反応だった

━━━━━━━翌日━━━━━━━

男性陣は網走川でアイヌの小屋を作って作戦を実行した

作戦はこうだ

アイヌを装い網走川に小屋を建て、鮭を獲る

看守の目を奪って穴を隠すためだ

看守にはあらかじめ賄賂(わいろ)の鮭を渡す

あとは漫画通りに門倉さんが来てなんやかんやあったら終わり←

貴(原作通り行けばいいんだけど…)

フチの13番目の妹の家なう

暇だからお手伝いとか掃除とかしてたらいつの間にか外は暗くなろうとしていた

男性陣が帰ってきたから夕飯に鮭を食べて、門倉さんの宿舎に行った

色々喋ったあとは帰って直ぐに寝た

……………

貴『はぁ、はぁ、はぁ、ｯ』

視界は紅くて辺りが見えにくい

目についている紅い液体を拭き取っても、周りの雪は黒紅色がそこら中に付いていた

その液はもう乾ききっているのだろう

自分は重症で息がしずらいけど何とか動けた

周りには息絶えた仲間と敵が安らかに寝ている

しばらくすると日本軍がこちらに向かってくる

貴『まだ…死にたくない…』

だけど軍として生きていくのはイヤだった

だから私は死んだフリをして通り過ぎるまでやり過ごした