女の子が聞いたことあるマンガにトリップしたお話 Part2！【ゴールデンカムイ】 (ページ4)

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54 絆創膏ページ4

Aside

パァンｯ

貴『だ、大丈夫尾形？！』

尾「ッ、かすめただけだ。Aはそのまま隠れてろ、こっちに来るかもしれん」

そう言い尾形は1発撃ち、ドアの後ろに身を潜める

バッ

バタバタ

ドカッ

木箱の後ろにいたので状況は分からないが、多分尾形が顔面殴られてる

軍男「死ね！！コウモリ野郎がｯ！！！」

貴『こっちもいるぜ』ｲｹﾎﾞ

軍男「？！」

男は私に気を取られて迫ってくる杉元に気づかなかった様子

貴(まぁ呼びかけなくても男はやられると思うけど、一応ね)

尾「なんだよ、お礼を言って欲しいのか？」

杉「お前が好きで助けたわけじゃねぇよ、コウモリ野郎」

尾「ペッ……あとA、何故声を出した」

貴『！！…な、何となく』

尾「……危険なことはやめろ、記憶が吹っ飛んでんだから戦闘は無理だろ」

貴『……』ｼｭﾝ

尾形はまた銃を構え、1発撃つ

周りの火も段々と炎上していき、逃げるなら今しかないらしい

杉「行くぞA！」

貴『あ、うん！』

一気に階段を駆け下り、鉄格子がない窓から二手に分かれて逃げる

江渡貝の家から離れて、私はアシリパ達と行動することになった

杉「用心して他の人間とは出来るだけ接触せず、月形の樺戸監獄まで移動した方がいい。土地の人間の目撃証言などをつたって、追跡されるからな」

貴『はーい…ッ、いててｯ』

アシ「大丈夫か？A」

貴『あぁ、少し切っちゃって。窓から出る時にガラスの破片で切っちゃったかも、でも大丈夫！そんなに深くないし、破片も取れてる』

そう言いながらカバンから絆創膏1枚を取り出す

杉「なにそれ？」

あ、明治に絆創膏なかったっけ

確か絆創膏は1921年ごろに開発されて…って、なんでこんなこと知ってんだろ←

貴『これは薬が塗ってある小さな布の上に、粘着がある紙を貼ったやつで、応急処置とかに役立つの』

アシ「それはAが考えたのか？」

貴『ゆ、友人が考えたんだ！』

また嘘をついちゃった汗