女の子が聞いたことあるマンガにトリップしたお話 Part2！【ゴールデンカムイ】 (ページ28)

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78 待ち人を待つページ28

Aside

貴『暇』

やることないお☆

おがっちゃんは外にいるし、アシリパと杉ちゃんと白石はエチンケ獲ってきてるし

貴『やることないかなぁ…』

この家の前では子供達がワイワイ遊んでて楽しそうだった

貴『混ざろう』←

かれこれ1時間は子供たちと遊んだ

手作りのお守りを貰ったとさ

私は巾着袋にそのお守りを入れて、懐にしまった

貴『最初に作っておいたミニ巾着袋あって良かったわ』

思い出がでけたお

アシリパ達がここに来たので、獲れた亀を調理して食べた

貴『うまっ！コクがあってハマる味だ！！コクの意味わからんけど』←

なんか食レポってたまに分からない単語出てくるよね

コクとかさ。コクってどんな感じなん？

まぁとりま美味いってことだよね

貴『はぁ～、美味しかったぁ』

頬に手を当てて微笑むと、空気がさらに和んだような気がした

貴『たらふく食べたし、昼寝するわ～。おやすー』

そう言いながら寝っ転がった

ｿﾞﾜﾜｯ

まって、今の感覚なんだ…？

味わったことの無い感覚がして、目が覚めてしまった

周りに誰もいない時に起きて、手にはダンさんから貰ったナイフを持っていた

貴『怖っ』←

起き上がろうと囲炉裏の砂に手をついたら、なんかでこぼこしていた

貴『…！！』

"待ってる"

砂にはその文字が掘られていた

貴『なんだろう…自分で書いた？』

とりあえず人の家なので、手で砂を被せた

幸い囲炉裏の砂だったので、簡単に証拠隠滅ができた

待ってる…誰が？

貴『………あんま考えないようにしよう』

私はみんながいるであろう外に向かった

貴『この家の近くには居ないか…』

海岸歩けば会えるかな？

しばらく歩いていると、空が黒く染まった

貴『げっ！！バッタやん！』ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯ

そうだった！亀食べたあとはバッタの大群が襲ってくるんだった！

貴『あの建物に…！！ぎぃやぁぁぁぁあ！！バッタぁぁぁあ！！！！！』ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

体中バッタだらけでゾワッてした

私、嫌いなもの第1位は虫なのよ

嫌い！怖い！気持ち悪い！

この3つが入ってるからやで

だけど自分の意思で殺したこととかないから、偉いでしょ？

褒めて、ねぇねぇ褒めt((殴←

建物に入って一旦落ち着く。けど目の前の光景に、またゾッとしてしまった