女の子が聞いたことあるマンガにトリップしたお話 Part2！【ゴールデンカムイ】 (ページ12)

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62 本物アイヌページ12

Aside

杉元さんが怒り出したころに、静かに外に出る

貴『ｯ…！！』

男「そこの女！動くなよ」

しまった、外の人に見つかった！

私は両腕を後ろに縛られて、小屋の中に入れられた

アシ「A！」

貴『ア、アシリパ……？！』

男「その女も見張っていろよ」

私は一瞬思考停止をしてしまった

貴(この男、熊岸じゃない…)

私が見たアシリパを見張っていた男は、メガネをかけていない本物らしきアイヌ人だった

アイヌ【すまない、言うことを聞かないと俺も君たちも殺される】

アシ『A、この村は本物のアイヌの男はこいつだけらしい』

貴『ｯ………』

なんでだ…また原作が変わった

貴(この村に居ない…？)

それとも、もう死んでいるとか？

貴『有り得る…だけど、そんなことが？』

アシ「どういうことだ？有り得るって」

貴『な、なんでもない！それよりも、早く外に』

アイヌ【縄を解こう、この村にいる女性達を助けてほしい】

貴【言われなくとも、あなたも含めて助けますよ】ﾆｺｯ

アイヌ「…ありがとう」

男「おいおいレマイノ、そいつらを逃がそうとしてるのか？」

ゴッ！

するとアイヌの女性たちが男を殴り、殺せ殺せと言っていた

貴『…今までの行いが自分に帰ってきたね』

杉「A！いないと思ったらここに…！アシリパさん！良かった無事だったか！！」

アイヌ「？！」

アシ「駄目だ杉元！こいつは何も悪くない」

シュッ

アイヌ「うぅ…！」

貴『あっっ！』

飛んできた毒矢がアイヌの男性の足に刺さった

男「クソっ外した！」

アシ【大丈夫かｯ！…毒矢だ、足だから抉れば助かるかもしれない】「A！刃物はないか、今から矢を抜く」

貴『あ、これでもいい？』

トリップする前に誕生日で貰ったバタフライナイフをアシリパに渡した

数分後、なんとか毒を取り除く事が出来たらしいので外に出る

外に出ると周りは、杉元さんがほとんど始末したであろう偽アイヌの男たちが転がっていた

貴(杉元さん、恐ろしい男だわ)

✂------------------------------------✂今回の話で出てきた本物アイヌの男は、私が軽く考えた人です

原作には出てきていません(多分)