動物達と少女【ゴールデンカムイ】 (ページ20)

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70 泥棒ページ20

尾形side

10時を過ぎ、俺は居間でくつろいでいる

だが…遅い

Aが風呂場からまだ出てこない

尾(もう終わってんのか？)

俺はAがいるはずであろう風呂場に向かう

尾「おいA、風呂で逆上せたか？」ｶﾞﾁｬ

貴『あｯ』

尾「あ？」

誰だ谷垣みたいな体のこの男←

服やべぇな

尾「お前誰だ」

貴『百之助！俺はAだよ』

尾「«俺»って言ってるやつのどこがAなんだ、それにAをどこへやったんだ」ｷﾞﾛｯ

貴『ｯ、信じがたいかもしんないけど……佐一とアシリパが今居ればなぁ』汗

こいつ、完全に俺を騙そうとしてるな？

まず性別が違うからAだ～っていう嘘に無理があるだろ

尾「じゃあ証明して見せろ、お前がAだということをな」

どうせハッタリ泥棒だろこいつ

貴『…戦場にいた時、勇作を撃った瞬間を目撃したよ』

尾「…お前誰だ？」←

貴『いやAだって！！』

この男が杉元が帰ってくるまでここに居ると言ってきた

尾「知らない人を止めるなってAが言ってたから出ていけー」棒

貴『棒読み…いやいや、ここ俺の家だから』

杉「ただいまぁーA、服買ってきたよ」

アシ「大きさは多分合ってるはずだぞ」

貴『お、どれどれ』

あ？なんだ杉元とアシリパ、この男のことAって思い込んでんのか？

アシ「あ、尾形。Aは自分の薬で性別が反対になったんだ、しばらくはこの姿だぞ…ちょっとやだけど」

尾「……」

まじでAなのか←

尾「信じられん…」

まさか、ほんとに…

杉「お！似合うじゃん！」

貴『そう？///』