６０ チタタプ ページ10
『ち、ちたぷ、ちち、ちぷ、ちたたぴゅ、ちた、もうええわ』
ｱｼ「諦めるなA！しっかりチタタㇷ゚って言うんだ！」
『わ、わかった！ちち、ちたぷぅ...』
...なんだろうこの時間
刃物で叩き切りながらずっと言っていたので、肉はもう液体のようだ。だけどアシリパちゃんのすぱるた指導がありなかなか終わらせてくれない
『ちた、ち、た、た、ぷ...よし、いくよｯ！！』
ｱｼ「あぁ！しっかり決めてくれ！！」
私は息を吸い、お肉目掛けて大きな声で叫んだ
『チタタプｯｯｯ!』
や、やっと言えたｯ...ついに言ってやったぞ！！！
言うのに成功すると、アシリパのお父さんとフチさん、そしてアシリパちゃんが拍手して祝福をしてくれた
『や、やっと言えたァ...！！』
ｱｼ「よく言えたな！」
『うん！言えたよアシリパちゃあん！！』
私たちはお互い抱き合って喜びを分かちあっていた。最後に決めた達成感が全身に染み渡ってすごくいい気分だ
それと、
ほんとなんなんだこの茶番...←
肉を丸めてお鍋に入れ、出来上がるのを待つ。そしてできたのがオハウという汁物だ
具材はさっき丸めたお肉と山菜がたくさん入ってる。初めて食べる味に飛ぶほど興奮し、よく味わって食べた
『おいしぃ〜』
ｱｼ「ヒンナヒンナ！」
『ひん...？』
アシリパちゃんだけではなく、お父さんやフチさんもお椀を両手で持ち、少し上げ下げしながらヒンナと言っている
ｱﾁｬ「ヒンナは“感謝”という意味が込められている。カムイや食材など、命に感謝をしているんだ」
そんな意味が込められているんだ...
私の食事前の言葉も同じようなこと言っているので、その単語に親近感が湧いた
『...ヒンナです！』
そういうとお父さんとフチさんはにっこり笑い、アシリパちゃんは何度も頷いていた
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
『ほんとにどうもありがとうございました。おかげで昨日より痛みもなく、疲れも取れました！どうお礼すれば』
深々とお辞儀をして感謝の言葉を述べた
ｱﾁｬ「困っていたら助ける。当たり前のことだから気にしなくていいよ」
ｱｼ「また遊びにこい！いつでも待ってるぞｯ」
途中まではお父さんの近所の人が街まで一緒に行ってくれるらしい。買い物ついでだと言う
男「後ろに乗りな、俺の自慢の馬だぜ」
私は抱っこされて馬に乗せられ、街へと向かったのであった
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☆夢腐女子☆(プロフ) - 金カム大好きさん» コメントありがとうございます！続編の方はお話をもう少し追加したら一般公開にしようと思っています汗もうしばらくお待ちくださいませm(_ _)m (1月3日 20時) (
レス) id: 8f82e0922d (このIDを非表示/違反報告)
金カム大好き - 読むのがとても楽しみです！！どんな展開になるのかとドキドキしてます！失礼ですが続編を見たいんですがパスワードが分からなくて読めないんです。大変恐縮ですがパスワードを教えて貰ってもよろしいですか？ (1月3日 18時) (レス) id: 2c45cd5820 (このIDを非表示/違反報告)
☆夢腐女子☆(プロフ) - 山本ル腐るさん» どんな展開にしようか...私もドキドキしてます(*´艸`) (1月2日 9時) (レス) id: 8f82e0922d (このIDを非表示/違反報告)
☆夢腐女子☆(プロフ) - かささん» コメントありがとうございます！！お話をもっと面白くできるよう頑張りますっ(*´ `*) (1月2日 9時) (レス) id: 8f82e0922d (このIDを非表示/違反報告)
かさ - 毎日楽しみにさせてもらっています！！！これからも頑張ってください！ (1月2日 1時) (レス) @page47 id: c83b847a2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☆夢腐女子☆ | 作成日時：2023年8月7日 8時
