５７ 熊 ページ7
熊は一瞬怯んだが、それでもじんわり近づいてくる。熊の威嚇方法間違えた？！！
その場から動いていいかも分からず静かに睨み合っている
どう逃げようかまずは作戦を立ててから...って猛スピードで走ってきたぁああ！！！
『ベアアアアアアアア？！！！』
裾を上にあげたまま熊がいる逆方向に全力で走る。雪に足を取られて進みにくいが、もう作戦なんてどうでもいいｯ。今は生き残ることだけを考えよう
逃げ続けていたら川が見えてきた。あそこの川を超えれば熊から逃げ切れるかも...！
一旦その場で止まって熊がこっちにぶつかる寸前まで待ち、ギリギリで避けてから川の方へ方向を変えた
熊は私の後ろにあった太い木にぶつかり少しの間うずくまっていた。ちょっと可哀想だけど今のうちにｯ
木の枝をかき分けていき、視界にだんだんと川が近づくことに気を取られていた
『うｯｯ？！！』ｸﾞｻｯ
太ももに刺さるような痛みを感じたと同時に盛大にコケてしまい、立てなくなってしまった
『えっ、矢？？いｯｯｯｯｯ、て...』
刺さっていたのは1本の矢だった。矢を抜こうとしたが、激痛が走ったのでやめておいた
『や、やばい...熊がくるｯｯ...！』
見つかってしまった瞬間、猛進で来る熊から少しでも距離を置こうと後ろに下がる
銃を片手に持ち、銃口を熊に向ける
だがその時にはもう目の前まで来ているほどに近かった。銃を用意するのが遅かった
熊が大口を開けるのを見て、私は覚悟を決める
いや、急な死に覚悟もクソもないな...と思いながら、目を閉じた
ドスンと音がしたが、いつまで経っても期待していた衝撃が来ない
『...え、熊が倒れてる、』
雪に少し血が滲んでいる様子だと、死 んでしまったのかな。だけど、どうやって...？
雪から毛に付いている血を辿っていくと、矢が深く刺さっていた
『！！...これ、足に刺さってる矢と同じだ』
？「下がれ！まだ生きている」
後ろから声がして振り返る。ｱｯ、首つったｯ
？「！！お前、アマッポにかかってしまったか。見せてみろ」
声の正体は見たことない洋服と真っ白な毛皮を纏った、綺麗な青い目の女の子だった
『この熊、君がやったの？』
？「いや、もう1つのアマッポにかかったんだ。私はたまたまここに来ただけ」
アマッポ...少女の言い方的に罠ってことかな
？「足の治療を優先する。一旦ここから離れるぞ」
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☆夢腐女子☆(プロフ) - 金カム大好きさん» コメントありがとうございます！続編の方はお話をもう少し追加したら一般公開にしようと思っています汗もうしばらくお待ちくださいませm(_ _)m (1月3日 20時) (
レス) id: 8f82e0922d (このIDを非表示/違反報告)
金カム大好き - 読むのがとても楽しみです！！どんな展開になるのかとドキドキしてます！失礼ですが続編を見たいんですがパスワードが分からなくて読めないんです。大変恐縮ですがパスワードを教えて貰ってもよろしいですか？ (1月3日 18時) (レス) id: 2c45cd5820 (このIDを非表示/違反報告)
☆夢腐女子☆(プロフ) - 山本ル腐るさん» どんな展開にしようか...私もドキドキしてます(*´艸`) (1月2日 9時) (レス) id: 8f82e0922d (このIDを非表示/違反報告)
☆夢腐女子☆(プロフ) - かささん» コメントありがとうございます！！お話をもっと面白くできるよう頑張りますっ(*´ `*) (1月2日 9時) (レス) id: 8f82e0922d (このIDを非表示/違反報告)
かさ - 毎日楽しみにさせてもらっています！！！これからも頑張ってください！ (1月2日 1時) (レス) @page47 id: c83b847a2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☆夢腐女子☆ | 作成日時：2023年8月7日 8時
