５６ べあー ページ6
朝食を食べた後、昨日終わらせておいた書類を旭川の本部まで届けなきゃいけない。あんな遠くまで行くのか...
1度行ったことはあるが、その日の帰りは歩きで帰ったんだったっけな
『今日はしっかり馬車で帰らなきゃ多分死 ぬ』
あの長さは普通にキツいｯ
書類を持ち、外に出てそこら辺にいた馬車を雇った。これで行きは一安心だね
無事に本部へ渡すことが出来たので、帰るためにまた違う馬車を雇う
男「ウチの馬は足が短くて遅いが大丈夫か？」
『はい、乗れるなら大丈夫です』
男は親指を後ろに向けて指した。乗りな、って意味かな
後ろの荷台に登って乗り、準備出来たことを運転手に伝えた
足が短いって理由だからなのか、運賃が朝乗ってきた馬車より安い。乗り心地は最高なんだけどなぁ
ゆらゆらと揺れる馬車に眠りそうな時、突然ガタンｯと音を立てて大きく揺れた
『おわっっ！』
男「あっ！！...ちｯ、しまった...」
何があったのか理解できずにいると、馬車が傾いているような気がした。馬車の上から下を覗き込むと、なんと右側の前と後ろの車輪が真っ二つに折れていた
『誰かのイタズラ...？』
男「かもしれん。頑張って稼いだ分使って買い換えたばかりだってのに...」
なんか...ドンマイです
男「すまんが乗せてやれるのはここまでだ。あのでっかい木をまっすぐ行けば街に出られる」
『わかりました。...あの、あなたはどうするんですか？』
少し馬を休憩させて連れて帰る、と馬を撫でながら言った。大切な馬なんだろうな...
私は運賃を払って馬車から降りると、運転手に呼び止められた
男「ちょっと待ちな、金がだいぶ多いぞ」
『馬車の車輪代と乗せてくれた分の代金です。車輪がいくらするのか分からないですけど、それだけあれば足りると思います』
残ったら愛馬に美味しいご飯買ってあげてください、と言い残してそのまま教えられた道を進んだ
多分だいぶ乗ってたから小樽には入ってると思う。けど...
『森ひろすぎぃ』
さっきから木木木岩木木池木熊木ばっかりだ
...ん？
『木木木岩木木池木熊木...』
...
『木、木、木、岩、木、木、池、木......熊』
くま...？
『え、ちょまt 熊「ブオオオォォォオーー」
や、やばい！熊だ！！
『ベアアアアァアアアアアアア！！！！』
服のボタンをブチブチとちぎりながら裾を上に持って熊に威嚇した
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☆夢腐女子☆(プロフ) - 金カム大好きさん» コメントありがとうございます！続編の方はお話をもう少し追加したら一般公開にしようと思っています汗もうしばらくお待ちくださいませm(_ _)m (1月3日 20時) (
レス) id: 8f82e0922d (このIDを非表示/違反報告)
金カム大好き - 読むのがとても楽しみです！！どんな展開になるのかとドキドキしてます！失礼ですが続編を見たいんですがパスワードが分からなくて読めないんです。大変恐縮ですがパスワードを教えて貰ってもよろしいですか？ (1月3日 18時) (レス) id: 2c45cd5820 (このIDを非表示/違反報告)
☆夢腐女子☆(プロフ) - 山本ル腐るさん» どんな展開にしようか...私もドキドキしてます(*´艸`) (1月2日 9時) (レス) id: 8f82e0922d (このIDを非表示/違反報告)
☆夢腐女子☆(プロフ) - かささん» コメントありがとうございます！！お話をもっと面白くできるよう頑張りますっ(*´ `*) (1月2日 9時) (レス) id: 8f82e0922d (このIDを非表示/違反報告)
かさ - 毎日楽しみにさせてもらっています！！！これからも頑張ってください！ (1月2日 1時) (レス) @page47 id: c83b847a2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☆夢腐女子☆ | 作成日時：2023年8月7日 8時
