９５ おそロシア ページ45
ロシア...あの恐ろしいロシア、略しておそロシアのこと？！
噂で聞いた事あるけど腕使わずに腕立て伏せができるらしいよあそこの人達(？)
部下に戦場を聞こうと思ったけど、もうその必要はないね。あとはこの馬と仲良くなるだけだ
玉「処分しろ」
それを合図に、玉井伍長の周りにいる3人の部下が銃を構えた。まさか...！！
『させるかぁ！！！』
馬を守るように前に立ち、両手を広げた
玉「示柴少尉殿ッ？！いつからそこに...」
『この馬は私(の父)が所有している馬です。処分するなんて私が許しません』
まっすぐと玉井伍長の目を見ていると、軽く首を傾げているのに気づいた
『...この子を処分しようとしてるんですよね？』
私がそう言えば、彼の部下も含めて「何言ってんだコイツ」顔になっていた。え、何その顔
玉「この書類を処分するようにと山田に言っただけですが...」
玉井伍長の隣にいた山田くんは数枚の紙を持っている手を、私に見えるように持ち上げてくれた。なんだ、書類のことか
『てっきり馬を殺してしまうのかと...』
玉「まさかぁ！私が処分されてしまいますよ」
そりゃ大変や
とりあえず一安心だ。後で結ばれている手網を解こうと思ったけど、すぐ解くことにした。ここにいたらやっぱり危ないな
『...そういえば、どうしてこの子がここにいるんです？』
射撃場から出る1歩手前で振り返り、聞いてみた
玉「多分...通常の馬房に置くと狭いんだと思います」
ｱｯ､ﾅﾙﾎﾄﾞﾈ
『どうしようか...』
何も考えずに馬を自分の部屋に連れてきてしまった。大人しくしてるのはいいんだけど...
廊下ですれ違う時に通り過ぎる人達に5度見くらいされた気がした。恥ずかち
『ごめんねこんなところに連れてきちゃって...』
馬の額辺りを撫でていると、部屋の扉を叩く音がした。急いで布団を馬に掛けて、しゃがませて隠した
『ど、どうぞー』
勇「失礼致します」
ハキハキした返事をして扉を開けたのは勇作さんだった
『どうしましたか？...あれ、ユウさーん。ユウさん？』ﾌﾘﾌﾘ
椅子に座ったまま彼に向けて手を振ると、無言でこちらに近づいてくる勇作さん。え、なになにどうしたの？
膝に置いていた自分の手を不意に持ち上げられて、彼の両手に包まれる
勇「大事なお話があるんです」
まっすぐと目を見つめられ、交わっている手が湿っぽく感じてきた。どっちの汗なのか分からない
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☆夢腐女子☆(プロフ) - 金カム大好きさん» コメントありがとうございます！続編の方はお話をもう少し追加したら一般公開にしようと思っています汗もうしばらくお待ちくださいませm(_ _)m (1月3日 20時) (
レス) id: 8f82e0922d (このIDを非表示/違反報告)
金カム大好き - 読むのがとても楽しみです！！どんな展開になるのかとドキドキしてます！失礼ですが続編を見たいんですがパスワードが分からなくて読めないんです。大変恐縮ですがパスワードを教えて貰ってもよろしいですか？ (1月3日 18時) (レス) id: 2c45cd5820 (このIDを非表示/違反報告)
☆夢腐女子☆(プロフ) - 山本ル腐るさん» どんな展開にしようか...私もドキドキしてます(*´艸`) (1月2日 9時) (レス) id: 8f82e0922d (このIDを非表示/違反報告)
☆夢腐女子☆(プロフ) - かささん» コメントありがとうございます！！お話をもっと面白くできるよう頑張りますっ(*´ `*) (1月2日 9時) (レス) id: 8f82e0922d (このIDを非表示/違反報告)
かさ - 毎日楽しみにさせてもらっています！！！これからも頑張ってください！ (1月2日 1時) (レス) @page47 id: c83b847a2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☆夢腐女子☆ | 作成日時：2023年8月7日 8時
