９４ 荷物 ページ44
受験が無事終わって合格も貰えたので再開します！少しの間待たせてしまって申し訳ございません汗
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『...よし、荷物はバッチリ』
あとはこの背嚢が見つからないように箪笥の奥にしまってっと
『あの人たちは
実は入団したての頃にふんどしがひとつ消えてて、部屋の押し入れに隠れてたら尾形上等兵が持ってってたんだよね
問い詰めたら「俺のふんどし消えたから借りた」とかなんとか言ってんのよ。真顔で。ほんと勘弁して欲しい
思い出話は置いといて、夜まで時間はたっぷりある。どうやって暇を潰そうか
『...そうだ、あの大きい馬に会ってこよう』
あの大きい馬はお父さんが乗っていたもの。つまりは娘の私にも、あの馬を乗る権利はあるはずだ
『...はっ！馬車じゃなくてあの子を乗りこなしてお父さんのところへ向かえばいいんだ！』
そうだよそうだよ！さっき乗った時もわかるように、あの子は速い。そして体力を自分で調整出来るほど賢い
その能力を使わないのはもったいないと思う。それに、今まで見かけなかったってことは、今日までずっと何処かで閉じ込められてた可能性もある
久々のシャバの空気吸ってハイになっちゃったんだろうね
『そうと決まればあの子に気に入られるようにしなきゃ』
自室を出てすぐさま馬房に向かった
『いた...！』
1時間くらい探し回っただろうか...軍馬をおく馬房を探しても、大きい馬が見当たらなかったから兵舎の中も探したけど...
『射撃場にいたなんて...』
えなに殺 す気？この子消すなんて許さないよ私
近くの柱に括り付けられている手網に手を伸ばしたが、寸でのところで手を下ろす
『...ごめん、もうちょっと待ってて』
真っ白なたてがみの上で、手を滑らすように撫でた
すると後ろの扉から開く音がして、反射的に近くの木箱の裏に隠れる
『何ビクビクしてんだ自分』
反射する窓越しに入ってきた人物を見れば、玉井伍長とその部下たちが銃を持っていた。銃を練習しに来たのかも
あの子に銃弾が当たらなければいいけど...
玉「〜〜」
なにか喋ってるようだ。気になったのでよーく耳をすませて聞いてみた
玉「相手はロシアだ。人数も多けりゃガタイがデカい。そいつらを相手にするんだぞ」
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☆夢腐女子☆(プロフ) - 金カム大好きさん» コメントありがとうございます！続編の方はお話をもう少し追加したら一般公開にしようと思っています汗もうしばらくお待ちくださいませm(_ _)m (1月3日 20時) (
レス) id: 8f82e0922d (このIDを非表示/違反報告)
金カム大好き - 読むのがとても楽しみです！！どんな展開になるのかとドキドキしてます！失礼ですが続編を見たいんですがパスワードが分からなくて読めないんです。大変恐縮ですがパスワードを教えて貰ってもよろしいですか？ (1月3日 18時) (レス) id: 2c45cd5820 (このIDを非表示/違反報告)
☆夢腐女子☆(プロフ) - 山本ル腐るさん» どんな展開にしようか...私もドキドキしてます(*´艸`) (1月2日 9時) (レス) id: 8f82e0922d (このIDを非表示/違反報告)
☆夢腐女子☆(プロフ) - かささん» コメントありがとうございます！！お話をもっと面白くできるよう頑張りますっ(*´ `*) (1月2日 9時) (レス) id: 8f82e0922d (このIDを非表示/違反報告)
かさ - 毎日楽しみにさせてもらっています！！！これからも頑張ってください！ (1月2日 1時) (レス) @page47 id: c83b847a2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☆夢腐女子☆ | 作成日時：2023年8月7日 8時
