８５ モリモリ ページ35
『おかわりは求めていませんよ宇佐美上等兵。あと味噌汁こぼれそうです尾形上等兵』
宇「いつもより食べてないだろ」
尾「作った人とやらが悲しむんじゃないか？」
こいつらｯｯｯ...私がわざと量を減らして食べてたのに気づいたな
早く食べて部屋でお父さんに会う計画を立てようとしたのに。しかし、自分のお椀に盛られてしまってはどうしようもない
『はぁ...食べます。食べますとも。残すのももったいないですから』
そう言ってすぐさまお米にがっつき、味噌汁で流し込んだ。幸い、おかずはおかわりされなかったからすぐに食べ終わることができた
勇「あっという間に...」
『ｺﾞｯｸﾝ...よし、ごちs 鯉「これも食えA！まだまだ足りないだろう？」
私と勇作さんの脇から入り込んできた鯉登少尉によって、特大トンカツが3枚置かれ、そしていつの間にか月島軍曹が焼き芋を丸々置いてきた
よりによって炭水化物かよｯ
『いややばすぎでしょこの量...』
しかし先程言ったように、自分のお椀に盛られてしまってはどうしようもない...食べるか
みんなに見られながらも着々と食べ進み、見事完食した
『うぅぅぅ...』
は、腹がはち切れそう...この人達はどうしてこんなに食べさせて来るんだろう...これ以上はお腹に入らないからもう勘弁して欲しい
苦しくうなだれていると鶴見中尉殿が笑顔で扉から登場し、なにかが盛られている皿を持ってそのままこちらへ向かってくる
『えちょっとまって嘘でしょ？？』
鶴「やあAクン！早速なんだが、ちょいと私の手違いでみたらし団子を30個頼んでしまってね。ホラ、君がいつも通っている甘味屋の団子だ。好きだろう？みたらし団子」
まじで殺す気満々やんこの人たち
なに？私を太らせてみんなで食う気なの？？？
『も、もう無理ですって...』
目の前に置かれた山のみたらしを見て、嗚咽が出てしまう。まじで勘弁して欲しい
『なんでみんなしてそうイジワルするんですか！私もう食べれn、ｳﾌﾟｯ...』
口を抑え、喉元から吹き出しそうなものを頑張って耐える。人の前で吐くのが嫌なのと、1人になりたい気持ちが混ざって泣きそうになった
勇「少し部屋で休みましょう。立てますか？あっ、」
一刻もこの場から立ち去りたくて私は立ち上がり、目の前にあるみたらし団子は一応持って食堂から出ようとした
扉が内開きなのを忘れて頭と衝突し、かなり派手な音が食堂内に鳴り響いた
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☆夢腐女子☆(プロフ) - 金カム大好きさん» コメントありがとうございます！続編の方はお話をもう少し追加したら一般公開にしようと思っています汗もうしばらくお待ちくださいませm(_ _)m (1月3日 20時) (
レス) id: 8f82e0922d (このIDを非表示/違反報告)
金カム大好き - 読むのがとても楽しみです！！どんな展開になるのかとドキドキしてます！失礼ですが続編を見たいんですがパスワードが分からなくて読めないんです。大変恐縮ですがパスワードを教えて貰ってもよろしいですか？ (1月3日 18時) (レス) id: 2c45cd5820 (このIDを非表示/違反報告)
☆夢腐女子☆(プロフ) - 山本ル腐るさん» どんな展開にしようか...私もドキドキしてます(*´艸`) (1月2日 9時) (レス) id: 8f82e0922d (このIDを非表示/違反報告)
☆夢腐女子☆(プロフ) - かささん» コメントありがとうございます！！お話をもっと面白くできるよう頑張りますっ(*´ `*) (1月2日 9時) (レス) id: 8f82e0922d (このIDを非表示/違反報告)
かさ - 毎日楽しみにさせてもらっています！！！これからも頑張ってください！ (1月2日 1時) (レス) @page47 id: c83b847a2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☆夢腐女子☆ | 作成日時：2023年8月7日 8時
