８０ へっしょ ページ30
鯉「Aと出かけるのは久しぶりだな！」
彼は尻尾を生やし、それを嬉しそうに振っている。...幻覚が私には見えた
横並びに歩いて森に入り、しばらく奥まで進んでいく
着いてきてくれた鯉登少尉を見れば、頭の上にはてなを出しているようだった
そりゃあ、急に自分の知らない世界に連れてこられたら誰だって混乱するよね。私もこの前遊郭っていうところ連れられて頭回らんかったし...
鯉「森？...毎日ここに来ているのか？」
『えぇ、まぁ...散歩ですかね』
そう、鶴見中尉殿に頼んでやっと届いた三八式歩兵銃と、真剣の軍刀を持って森を散歩しているのだ
こんな物騒なもの持ちながら散歩している理由はしっかりとある
『！鯉登少尉ｯ、隠れてください』
彼の前に手を出し、木の影に隠れるよう促した
鯉「な、なんだ？どうしたんだ？？」
『声抑えてください...あそこに鹿がいますね』
葉っぱの隙間からあちら側を覗けば、一頭の鹿が池の水を飲んでいる
...さっき言った小遣い稼ぎとは、鹿を狩ることだ
リスやうさぎ等の動物を狩って、毛皮を売る。肉はアイヌの人達と食べる。これが最近のるーてぃんだ
あんなに命を奪うことに対して色々語っていた自分だが、アチャさんの狩りを見てから気持ちが変わった。
残酷な行為という無責任な考えではなく、命に感謝する想いと、“狩りをする”ことが憧れに変わった
間近で見た狩猟風景で生き物が美しく、儚い存在だと知った。そしてアイヌの人達にとっては狩りという行為の存在が大きい。この前はそれを直に学べたのだ
語りだけでは見えなかった生き物の生態や生きるぱわーを感じることができた。そして、普通に美味い
『今日の昼食です』
鯉「は？！鹿を狩るのか？！！」
歩兵銃に静かに弾を入れ、遊底を引いて構える。実は鹿を狩るのは初めてだ
今まではうぉーみんぐあっぷに小動物を狙っていたので、大きい的の鹿なら当たる確率は高い
だが、外せば逃げられてしまう
自分が深呼吸をすれば、隣で息を飲む音が聞こえた。鯉登少尉も緊張をしているようだ
鹿と目が合ったと同時に、私は引き金を引いた
『はっ....！！
鯉「へっしょ...？」
『
嬉しすぎて鯉登少尉に抱きつけば、彼は鼻血を出して倒れた。いや何故ｯｯｯｯ
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☆夢腐女子☆(プロフ) - 金カム大好きさん» コメントありがとうございます！続編の方はお話をもう少し追加したら一般公開にしようと思っています汗もうしばらくお待ちくださいませm(_ _)m (1月3日 20時) (
レス) id: 8f82e0922d (このIDを非表示/違反報告)
金カム大好き - 読むのがとても楽しみです！！どんな展開になるのかとドキドキしてます！失礼ですが続編を見たいんですがパスワードが分からなくて読めないんです。大変恐縮ですがパスワードを教えて貰ってもよろしいですか？ (1月3日 18時) (レス) id: 2c45cd5820 (このIDを非表示/違反報告)
☆夢腐女子☆(プロフ) - 山本ル腐るさん» どんな展開にしようか...私もドキドキしてます(*´艸`) (1月2日 9時) (レス) id: 8f82e0922d (このIDを非表示/違反報告)
☆夢腐女子☆(プロフ) - かささん» コメントありがとうございます！！お話をもっと面白くできるよう頑張りますっ(*´ `*) (1月2日 9時) (レス) id: 8f82e0922d (このIDを非表示/違反報告)
かさ - 毎日楽しみにさせてもらっています！！！これからも頑張ってください！ (1月2日 1時) (レス) @page47 id: c83b847a2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☆夢腐女子☆ | 作成日時：2023年8月7日 8時
