６９ 降参 ページ19
兵1「わ、わかった！降参だｯｯ、これ以上やれば腕が折れちまう！！」
背中に足を乗せて彼の両腕を後ろにして脇下に挟んで伸ばせば、1分もしないうちにぎぶあっぷの声を上げていた
素直に離せば、彼は疲れ果てた顔をして地面を見つめていた
谷「...一瞬で相手の体制を崩し、自分が有利な状況を作るということか」
『様々な解釈がありますがそれも正解です谷垣さん。...いいですか、こんなわかりやすい挑発には乗らないよう注意してください。感情は自ら管理して操作する。まずはこれが基本ですかね』
自分の服に着いた砂を
うっ...完全に嫌われたかもしれない
『...今回は急所にドンピシャに当たったのでいけましたが、この方も仰っていた通りガタイと身長も重要です。正々堂々戦っていればあなたに負けていました』
兵1「...はんｯ！」
彼は気まずくなってしまったのか兵舎の中へ入っていってしまった
それと同時に、今の一連を見ていたのであろう周りの人たち数人がこちらの班に入ってくれた
入ってくれた人達には、私の技術を少しでも認めてくれたんだなと思った。これからも頑張んなきゃねっ
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『私に会いたいと言っている方がいるんですか...？！』
ちょうど訓練も一通り教え終わった時に鶴見中尉殿に呼ばれ、部屋に入ってすぐそう言われた
私に会いたい人...第七師団に入団してからは外部の人との関わりは全くと言っていいほどないのに、そんな人がいるなんて信じられない
アシリパちゃん達とか？いやでもここにいる事は話してないし...
『一体...ん？』
部屋の扉が叩かれた後、向こうから聞いたことがない声がした
？「失礼致します」
鶴「良く来た。A、こちらは花沢閣下の御子息の花沢勇作少尉だ」
名前と顔を見て頭の中のはてながさらに増えた。はなざわ？聞いた事ない...
勇「ッ！！Aさん！すごく会いたかったですｯｯｯ」
両手を持たれてキラキラした目に捉えられた。な、なんだ？私たち初対面だよね？距離感が尾形上等兵みたいなんだけど？！！
彼は私の微妙な反応を見て、明らかにだんだんと落ち込んでいっている
『な、なんかすみません...ん？あ待ってもしかしてユウさん？』
そういうと彼はまた先程の目の輝きを放ち始めた。表情豊かだなぁ...
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☆夢腐女子☆(プロフ) - 金カム大好きさん» コメントありがとうございます！続編の方はお話をもう少し追加したら一般公開にしようと思っています汗もうしばらくお待ちくださいませm(_ _)m (1月3日 20時) (
レス) id: 8f82e0922d (このIDを非表示/違反報告)
金カム大好き - 読むのがとても楽しみです！！どんな展開になるのかとドキドキしてます！失礼ですが続編を見たいんですがパスワードが分からなくて読めないんです。大変恐縮ですがパスワードを教えて貰ってもよろしいですか？ (1月3日 18時) (レス) id: 2c45cd5820 (このIDを非表示/違反報告)
☆夢腐女子☆(プロフ) - 山本ル腐るさん» どんな展開にしようか...私もドキドキしてます(*´艸`) (1月2日 9時) (レス) id: 8f82e0922d (このIDを非表示/違反報告)
☆夢腐女子☆(プロフ) - かささん» コメントありがとうございます！！お話をもっと面白くできるよう頑張りますっ(*´ `*) (1月2日 9時) (レス) id: 8f82e0922d (このIDを非表示/違反報告)
かさ - 毎日楽しみにさせてもらっています！！！これからも頑張ってください！ (1月2日 1時) (レス) @page47 id: c83b847a2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☆夢腐女子☆ | 作成日時：2023年8月7日 8時
