５１ ないしょ ページ1
設定は前編の方をお読みくださいm(*_ _)m
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『あ、菊田殿。お久しぶりです』
菊「お、Aじゃねぇか。久しぶりだな」
仕事を終えて特に何もすることがないので、兵舎の中をうろちょろしてたら菊田特務曹長殿に出会った
彼は最近忙しそうにしていてなかなか会えてなかったのだ。目元のクマが増えているような...
菊「少尉に昇格したんだってな。殿呼びしなくたっていいんだぞ」
一応上司だしな、と微笑んで軍帽越しに私の頭に手を乗せた。大きくて少し落ち着く
『じゃあ...菊田さんって呼びますね』
殿もさんもあんまり変わらないように思うが、まぁさん呼びの方が堅苦しくない感じはある
『最近しっかり眠れてますか？』
菊田さんは驚いたような顔をした後、苦笑いの表情に変わった
菊「実は...ｯ、あぁ、最近よく眠れないんだ。忙しくてな」
言葉を少し突っかえているのを見て、相当疲れが溜まっているんだなぁと思った
『睡眠は大事ですよ。食事と同じくらいに生活には必要不可欠なものですから』
分かってると言いたげな顔をしながらクシャクシャっと頭を撫でられる。あちょ、帽子がズレるｯ
菊田さんはまたな、と一言言い残して少し早足で去っていった。一刻も早く床に就きたいのだろう(多分違う)
菊田side
菊「示柴少尉には話さないんですか？」
鶴「そうだ。このことは絶対にAクンに漏らさぬように」
鶴見中尉が話したことについて集まっていた皆んなは「はい」と返事をしたが、俺はどうも納得がいかなかった
Aにだけ、もうすぐあの日について話さないなんてな...一体中尉は何を考えているのか
集まっていた者は解散し、ここで話を聞かなかった奴らにも伝えに行く中、俺はずっと悩んでいた
自分の部屋へ戻ろうとしたら、後ろから呼ばれる声が聞こえた
貴『あ、菊田殿。お久しぶりです』
後ろを振り向くと、先程の話題にも出た示柴Aが俺に声を掛けてきた
話をすると、どうも俺が眠れていないことを見抜いていたようだった
菊「実は...ｯ、」
あ、危ない...疲れが溜まりすぎてあのことを話すところだった...
眠れない理由は稽古も厳しくなったり、移動も多かったりしていたからだ
少しでも口が滑ったら計画は台無しになりそうだ。今後気をつけてこいつと会話しなきゃな...
適当に理由をつけ、あのことを言わないようその場から早く離れた
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☆夢腐女子☆(プロフ) - 金カム大好きさん» コメントありがとうございます！続編の方はお話をもう少し追加したら一般公開にしようと思っています汗もうしばらくお待ちくださいませm(_ _)m (1月3日 20時) (
レス) id: 8f82e0922d (このIDを非表示/違反報告)
金カム大好き - 読むのがとても楽しみです！！どんな展開になるのかとドキドキしてます！失礼ですが続編を見たいんですがパスワードが分からなくて読めないんです。大変恐縮ですがパスワードを教えて貰ってもよろしいですか？ (1月3日 18時) (レス) id: 2c45cd5820 (このIDを非表示/違反報告)
☆夢腐女子☆(プロフ) - 山本ル腐るさん» どんな展開にしようか...私もドキドキしてます(*´艸`) (1月2日 9時) (レス) id: 8f82e0922d (このIDを非表示/違反報告)
☆夢腐女子☆(プロフ) - かささん» コメントありがとうございます！！お話をもっと面白くできるよう頑張りますっ(*´ `*) (1月2日 9時) (レス) id: 8f82e0922d (このIDを非表示/違反報告)
かさ - 毎日楽しみにさせてもらっています！！！これからも頑張ってください！ (1月2日 1時) (レス) @page47 id: c83b847a2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☆夢腐女子☆ | 作成日時：2023年8月7日 8時
