みんなと一緒 ページ18
莉「あっ!いた!」
どこからか莉犬くんの声が聞こえた。
暗い廊下の奥からみんなが走ってくる。
「みんなっ!」
る「A‼もしかして…」
るぅとくんが輝きに満ちた目でなーくんを見上げる。
なーくんも笑顔で頷く。
「「「「Aー‼‼」」」」
みんながわっと私に抱きつく。
こ「おまえ、いなくなるとかマジふざけんなよな!」
さ「大変だったんだからな!」
る「よかった…本当によかった…」
莉「A〜〜!」
「みんな。ただいま…!」
私もみんなをそっと抱き返した。
ジェ「はいはーい、それ以上やるとな組が飛んできますよ〜〜」
莉「やべっw」
みんなが私からパパ〜と離れていく。
な「ちょっ、ジェルくん⁉」
「ふふふっ」
嬉しいなぁ。
みんなと一緒だとこんなに世界がキラキラして見えるんだ。
岡 「A様ー!」
廊下の方から岡崎さんの声が聞こえた。
「岡崎さん!」
岡「A様、もしかして記憶が…」
私は満面の笑みで頷く。
岡「A様っ‼」
「わぁ⁈」
岡崎さんも私にギュッと抱きついた。
爽やかなせっけんのにおいがした。
それからはっとした様子で
岡「し、失礼しました!」
「ふふふっ、全然いいよ!」
な「えーと、Aその人は?」
「あ、えと、この人はこの屋敷の使用人の岡崎さん。1番私のことを知ってくれてるんだ。
岡崎さん、この方々はすとぷりのみんな。いま、私、なーくんとお付き合いしてるんだ‼」
岡「えっ⁈そうなのですか⁈」
岡崎さんが驚いた表情で口に手を当てる。
さ「あー、前言ってた人?」
「うん」
こ「というかさ、早くここから離れよ?w」
「「「「「「あ」」」」」」
すっかりここが屋敷の中っていうことを忘れてた。
る「そうだね。早く出よう!」
岡「お、お待ちください!」
岡崎さんが鋭い声で止める。
「ど、どうしたの?岡崎さん」
岡「すとぷりの皆様が入って来た入り口も本邸の入り口も全て田華様が見張っております。そこから戻るのは危険ではないでしょうか…?」
ジェ「え、そうなん⁈」
「岡崎さん、他の出口みたいなのない?」
岡「地下を通って行けば行ける道はあるのですが…」
な「じゃあ、そこ通ろうか。岡崎さん。案内できますか?」
岡「かしこまりました」
莉「…」
そして、私達は岡崎さんについていって暗い廊下を進んでいった。
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ユチハ(プロフ) - みみちゃさん» みみちゃさんありがとうございます!次回作もあるので是非読んでください! (2019年3月9日 16時) (レス) id: 98b84da97c (このIDを非表示/違反報告)
みみちゃ - お疲れ様でした!楽しく読ませていただいてました!! (2019年3月9日 16時) (レス) id: 66579fa10d (このIDを非表示/違反報告)
ユチハ(プロフ) - かりんさん» ありがとうごさます!25時間リレー生放送!めっちゃ楽しかったですね!(返信遅れてごめんなさーい) (2019年2月24日 20時) (レス) id: 98b84da97c (このIDを非表示/違反報告)
かりん - 続きが気になる……!!更新頑張ってください!25時間リレー生放送楽しみましょ! (2019年2月24日 13時) (レス) id: 23a411aa06 (このIDを非表示/違反報告)
ユチハ(プロフ) - パラソルさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけるととても嬉しいです!これからもよろしくお願いします (2019年2月22日 19時) (レス) id: 98b84da97c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユチハ | 作成日時:2019年2月8日 19時