デート ページ19
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それはもう朝早くのこと
野薔薇は家に来るなり座れと私に命じた。
「お願いします」
「良い?もう私の中では完璧男ウケメイクする」
持ってきたからと現れたポーチは大きく、他にもコテやスプレーなどなどを広げる。
睡眠は絶対と言われ、しっかり寝てさらに前日からのスキンケアやムダ毛処理も完璧にしろとも追加。
「さぁて、野薔薇様の腕見せてやる」
そう言って取り掛かり、前以上に時間をかけてもらった。
野薔薇に自分でもできるようにと細かな説明をしてもらいながら施されたものは自分でも驚いた。
「すごっ、魔法?」
「誰だと思ってんの」
そう言ってまた髪も巻いてもらい、ヘアアレンジもしてもらった。
仕上げたあとこれは想像以上だと野薔薇は言い一緒に写真を撮って大盛り上がり。
「あと30分かぁ」
「王子様の登場ね、じゃあ私そろそろ行くわ
今度なにか奢り決定ね」
任せろと言うなり、頑張れと微笑んだ野薔薇には惚れそうになった。
昨日帰ったあと宿儺先輩とはメッセージを取り合い、迎えに来てくれるということだった。
私は最後に鏡で前髪を整えて家の扉を開けると10分前だと言うのに彼はそこに立っていて心臓がとび出そうになる。
「お、おまたせしました」
「特別に許す」
10分前なんですけどね!
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のあ。(プロフ) - シロツメココロさん» コメントありがとうございます!そう言って貰えると本当に嬉しいです、、、、自分の妄想がここまで褒められるだなんて、、これからも更新し続けます (2021年2月17日 19時) (レス) id: 0f90fcb6c2 (このIDを非表示/違反報告)
シロツメココロ - 双子パロの宿儺メインとか私得でしかないんですけどッッッ!!! え、貴女神ですか……? これからも応援させていただきますッッ!! (2021年2月17日 7時) (レス) id: a3d2b1e1b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のあ。 | 作成日時:2021年2月14日 14時