解説2 ページ47
そして迎えた8月15日。
呼び出されたメカクシ団一行は宿泊先のホテルで夢主の弟、夏也くんに会います。
今や立派なハイスペックイケメンに育ちました。
その夏也くんから話されたのは、これまでの悲劇と夢主の破壊計画。
止めてほしいと頼まれたスガさん。
思いは纏まらないまま、遂にその時が訪れます。
クロハとの激闘の末、
皆から蛇を集めた夢主は、弟を危険に晒すのを防ぐ為に、かくし球として誰にも明かさなかった白蛇(【創りだす】と【書き替える】)を媒体にしてカゲロウデイズに乗り込みます。
その際スガさんは夢主に告白。
夢主は恋心のようなものはあれども、自覚はしてなかったんですね。
そして弟、お姉ちゃんに置いていかれて絶望。
入れ替わりに現れたのはかつてカゲロウデイズに呑み込まれた人々。
キドさん達の家族や貴音さんと遥さんとアヤノさん。
アザミさんから真相を聞いたスガさんは【魅せる】と共にカゲロウデイズに乗り込みます。
たどり着いたカゲロウデイズはコンピュータに溢れた超文明的世界。
やり易いように【創りだす】の能力でこんなになりました。
スガさんは夢主を一緒に帰ろうと説得。
それでもとりあえずやることやっちゃおう、と時計を壊す夢主。
実はこの時計がカゲロウデイズを形作っている……という設定です。
時計を壊さない限り、カゲロウデイズを消せないのです。
ここでスガさんは違和感を覚えます。
無気力で面倒な事を嫌う夢主がなぜ最初に時計を壊さなかったのか……。
そして夢主から明かされたのは、夢主とスガさん、カゲプロの世界は元々交わる事ない別の世界の住人だったこと。
事故が切っ掛けで夢主がカゲプロの世界にトリップし、
カゲプロの世界の結末を変える為にアザミさんの力で次元を繋げた訳です。
アザミさんが言ってた「救えてもどのみち会えない」は、元々の世界が違うからという意味です。
夢主にとって、スガさんが介入してきたのはものすごいイレギュラー。
でも団に引き入れたのは夢主とカノさん。
で。イレギュラー入れても駄目だ!ってなった夢主は、契約した【書き替える】の力で結末を書き替えました。
同時に自分の存在を皆の記憶から消すという願いも聞き届けられ、
スガさんが目覚めた時には夢主を知っているのはスガさんだけに……。
_何かを得るためには何かを失わなくてはならない_
この言葉は、救う為には自分も共に消える必要があるという意味です。
夢主がいない世界で、彼はどうするのでしょうか。
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作者名:ベルリラR* | 作成日時:2017年6月12日 16時