無気力なメカクシ団No.13の少女は烏野高校3年生なのです←【カゲプロ】【ハイキュー!!】

番外編＊年末＊ ページ9

『よっこらせ…………っと』
我ながら年寄りくさい声を出して、
ただいま大掃除中です。

『あー……疲れたー』
壁にもたれかかって一旦休憩。
アジトで過ごそうと思っていたんですよ。
今年くらい！！
実家の掃除をサボりたい！！！

そう思ってだらだらしてたら
「年末なんだし実家掃除してこい。」
ってキドに言われて、
『今年くらいサボりたい！！！』
「お前の家、無駄に広いもんな………」
シンタローに同情されて、
「？…………冬歌はお掃除しないの？」
ってマリーに凄い純粋な目で見つめられて、
「え、汚い…………」
『聞こえているよヒビヤ………』
ヒビヤに引かれて、
「ちゃんと掃除しないと駄目だよ冬歌ちゃん！」
『うっ………』
モモちゃんの熱意(？)に負けて
実家に帰って来ました。うぇーい。





悲しい←






挙げ句のはてには
「終わったら皆でご馳走食べよう……？」
「美味しいもの作って待ってるッスよ！」
ってコノハとセトに慰められた。

カノとエネちゃんは
「終わればいいね／ですね」
って凄く笑って………

もちろん鳩尾狂わせましたとも。




しかし…
本当に無駄に広い家。
他の部屋では執事さんやメイドさん達が忙しなく動いている。
今更だけど僕は結構良いとこのボンボn……お嬢様なんです。
後々本編で明かしますが。


「お嬢様。そろそろ………」
『あー…わかった。』
執事さんから呼ばれた。
ちょうど片付けも終わったし、掃除もできたし、行こうかな。

『いらっしゃい。』
「おじゃまします！」
「おじゃまします」
今年はゲーム仲間で忘年会モドキしようと思って、飛鳥と研磨を呼びましたー。

「先輩、今日はなにやります？」
『そーだねー……………あ、研磨パス。』
「俺？………うーん…じゃあ、新発売のあれ。」
『あぁ、【Re:memory】?』
「あ、僕も買いました！」
『皆持っているなら最高難易度やろーよ』
「いいね。」
「星6キャラ何体持ってますか？」
『「20体くらい」』
「おぉ…僕も確かそれくらいです！」
『ぬかりなし、だね。よしいこう。』
「俺ゾンビ倒す。」
「僕は……死霊で。」
『すたーとー』

夜は更けていった。




A.M.2:28

「あれ、もう年越しましたね。」
『本当だ。』
「えっと……明けましておめでとう…？」
「今年もよろしくお願いします！」
『おせちあるから食べよー』
「やった！」
「あ、伊達巻…」
『おいしー』

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