第３６話 ページ40
−13年前ー
『父様！母様！』
「あら？A、それは？」
『河原で見つけました！』
「まぁ……綺麗ねぇ」
河原で見つけた、光る石。
綺麗なものだから、拾って来てしまったのだ。
「……で、A？
もう片方の手に持っているそれは？」
僕の考えていることはお見通しのようだった。
『はい、とうさま。私が造りました！名付けて、＜パルクス＞です』
差し出したのは、少し小さめの、人型のモノ。
「…………？？パルクス？」
『はい、これは……』
《はじめまして。僕はパルクス》
「「話した！？」」
『ロボット君です！父様と母様のお手伝いをしてくれます！』
「よ、よく造ったな…！？」
「凄いわ！A！」
『……えへへ』
２人の驚いた顔が、誉められたことが、
嬉しくて、くすぐったくて……僕は笑った。
当時5歳の僕は、父様と母様に連れられて森の中に佇む別荘に来ていた。
幼い頃から好奇心が強かった僕。
その好奇心とたまたま生まれもった素質で発明や発見を繰り返し、
幼いながらに周囲からは天才と呼ばれていた。
……自分で言うのもなんだけど。
この頃の僕は今のように無気力ではなかったと思うし、
寧ろ元気が有り余る其処らにいる子供と同じだっただろうね。
「A。お前の能力は人の役に立つ。
決して悪いことに使ってはいけないよ」
「大丈夫よ！貴女はきっと正しく使えるわ」
『……はい。父様、母様』
あの事件が起きるまでは、さ。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
折り鶴
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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ベルリラR＊(プロフ) - 犖風さん» 面白いなんて……ありがとうございます！！更新頑張ります！ (2016年11月1日 20時) (
レス) id: 4a3262dfb5 (このIDを非表示/違反報告)
犖風(プロフ) - ベルリラR＊さん» そうなんですか！なんかありがとうございます笑スッゴク面白いし上手なので頑張って下さい!! (2016年11月1日 20時) (レス) id: 80d7eb1c5a (このIDを非表示/違反報告)
ベルリラR＊(プロフ) - 犖風さん» ありがとうございます！夢主ちゃんは、僕っ娘(女の子）なんです！設定に加えておきますね(笑 (2016年11月1日 20時) (レス) id: 4a3262dfb5 (このIDを非表示/違反報告)
犖風(プロフ) - 面白いです！！男主さんなんですか？それとも僕っ娘…？ (2016年11月1日 20時) (レス) id: 80d7eb1c5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ベルリラR＊ | 作成日時：2016年10月31日 19時
