第31話 ページ34
Noside
真っ黒。
そこは、その"世界"は
ただただ、真っ黒だった。
そんな世界には一軒、大きな家が建っている。
他のどこを探して歩いても、
建造物はこの豪邸のような一軒のみだ。
「ねぇ、クロハ。あの子はどうなると思う?」
家の住人である赤いマフラーの少女は黒い少年に問いかけた。
「あぁ?あの白髪の奴?…………さぁな。そんなのばばあが決める事だろ」
黒い少年はややつまらなそうに答えた。
この世界の決定権は少年の主にある。
少し前まで少年の支配下にあったこの世界。
とある少年少女達によって狂わされた計画を、もう一度実行しようなんて気はさらさら無い。
面倒になっただけ。
そう周りには言っているものの、実際はそうではない。
……まぁ、それは後々話すことにしよう。
「誰がばばあだ、小僧」
「ゲッ、ばばあ!」
「誰がばばあだと言っている!」
現れたのは見た目がロリっぽい少女……に近い人物。
彼女こそ、この世界の主______アザミだ。
「アザミさん、あの子はどうなるんですか?」
赤いマフラーの少女__アヤノは待ちきれなくなって聞く。
そのさまはまるで物語の続きを急かす子供の様だった。
クロハをしっかりと締め上げつつ、アザミは答える。
「恐らくだが、あの小僧にも能力を与えることになるだろうな。
近々こっちに来るだろ」
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ベルリラR*(プロフ) - 犖風さん» 面白いなんて……ありがとうございます!!更新頑張ります! (2016年11月1日 20時) (レス) id: 4a3262dfb5 (このIDを非表示/違反報告)
犖風(プロフ) - ベルリラR*さん» そうなんですか!なんかありがとうございます笑スッゴク面白いし上手なので頑張って下さい!! (2016年11月1日 20時) (レス) id: 80d7eb1c5a (このIDを非表示/違反報告)
ベルリラR*(プロフ) - 犖風さん» ありがとうございます!夢主ちゃんは、僕っ娘(女の子)なんです!設定に加えておきますね(笑 (2016年11月1日 20時) (レス) id: 4a3262dfb5 (このIDを非表示/違反報告)
犖風(プロフ) - 面白いです!!男主さんなんですか?それとも僕っ娘…? (2016年11月1日 20時) (レス) id: 80d7eb1c5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ベルリラR* | 作成日時:2016年10月31日 19時