第30話 ページ33
夕飯を頂いて。
『えーっと……あ、ここがスガの部屋ね』
「あ、あぁ……。てゆうか、本当にいいのか?部屋なんて…………」
使っていいと言われた部屋に案内される。
中を覗けば、俺好みの空間が広がっていた。
……まさか家具まで?
『いーのいーの。もう僕達の仲間なんだから、ね』
「……!そうか。ありがとな!」
自分を仲間として受け入れてくれたことが
なんだか嬉しかった。
つい、いつものノリで日向達にするように頭をガシガシと撫でそうになる。
はっ、と気付いて出しかけた手を押さえつけた。
『?……どした?』
「い、いや、なんでもない!」
必死に隠すもやっぱり分かるみたいで。
『………………』
スズは俺をジト目で見つめる。
やがて、
『この部屋……気に入った?』
「え?……あぁ、凄く気に入った!」
『…………よかった』
心配そうに問いかけてきたスズを不思議に思いつつ、
素直に思ったことを伝え笑顔で応じれば、パァッと花が咲いた様に
笑うものだから、思わず見とれた。
………………反則だろ。
聞けば、この部屋はスズがコーディネートしてくれたらしい。
こそばゆい感じがする。
ニヤニヤが止まらなくて、スズにバレないように平静を保った。
何から何まで揃えてくれたことに申し訳なさを感じる。
部屋は買い足したり、好きに変えていいそうで、
ここからどうしていこうかと想像を広げていく。
まぁ、でも。
…………せっかくスズがコーディネートしてくれた部屋。
変えてしまうのはもったいないな、なんて。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
折り鶴
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
61人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ベルリラR*(プロフ) - 犖風さん» 面白いなんて……ありがとうございます!!更新頑張ります! (2016年11月1日 20時) (レス) id: 4a3262dfb5 (このIDを非表示/違反報告)
犖風(プロフ) - ベルリラR*さん» そうなんですか!なんかありがとうございます笑スッゴク面白いし上手なので頑張って下さい!! (2016年11月1日 20時) (レス) id: 80d7eb1c5a (このIDを非表示/違反報告)
ベルリラR*(プロフ) - 犖風さん» ありがとうございます!夢主ちゃんは、僕っ娘(女の子)なんです!設定に加えておきますね(笑 (2016年11月1日 20時) (レス) id: 4a3262dfb5 (このIDを非表示/違反報告)
犖風(プロフ) - 面白いです!!男主さんなんですか?それとも僕っ娘…? (2016年11月1日 20時) (レス) id: 80d7eb1c5a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ベルリラR* | 作成日時:2016年10月31日 19時