※ただの日常です（紫）

深澤とナンパ ページ8

［お姉さん、今1人？］



『いえ､､､』









「俺ちょっとトイレ行ってくる！」




漏れる漏れる〜と言いながらトイレを探しに行った彼



恥ずかしい









『一緒にいる私も馬鹿か､､､』









［お姉さん、今1人？良かったら良い店知ってるからデートしない？］




でたよナンパ野郎。



下心なんて全然無いからさ、って言ってるけど デート って言ってんじゃんか。下心まみれじゃないか。





『1人じゃないんで』


［友達？良かったらその友達も一緒に呼んで遊ぶのは？どう？］


『いや友達じゃなくて、』









「彼氏ね」









［はぁ？誰だよてめぇ？］



「誰だぁ？お？お前が今ナンパしてる女の彼氏だよ！」


［は、はぁ？］



「あのなぁ、お前は馬鹿なのか？









こんな可愛い子に彼氏がいねぇわけねぇだろうがよ！」








やめてくれ。







「あ？［こんな天使にはきっとかっこよくて性格も良い、最高の彼氏がいるんだろうな］って考えなかったのか？おお？」





ねぇ、ほら。この子若干引いてるから。



やめろ。





「お前ナンパ初心者か？俺がお前に教えてやんよナンパのコツとやらを」


［お前が？］


「そうだよ。なんだったら俺、この子と出会ったの俺のナンパきっかけだし。いや〜落とすまでに時間かかりましたよ〜。」


［お、教えてください師匠！］








ワイワイキャッキャッ









お母さん、私の彼氏に弟子が出来たようです。

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