170.手伝い ページ7
ノートンside
イライに助けを求めようと思い、声をかけてみたけど反応がない。"あの時"もそうだった
トレイシーに関する未来を見た時も、その事に集中しすぎて周りの存在を忘れていた
今回も同じようなことなのかもしれない、そう思い
ノ｢…えっ、と。イライ？顔色悪いけど大丈夫？｣
と優しく声をかけた
それでも反応してくれなかったから、僕はついムキになってしまい、磁石をイライに投げつけた
磁石はイライの頭を直撃し、床に落っこちる
流石のイライも気がついたのか、頭をさすりながらゆっくりとこちらの方を振り返った
イ｢…ノートン、いくら何でも物を投げつけるのはどうかと思うのだけれど｣
ノ｢気づかないイライが悪い。それよりも手伝ってよ｣
"手伝い…？" ぽつりと呟いて首を傾げる
重要な所が抜けていたのに気づき、慌てて修正をした
ノ｢手伝って欲しいことはね…その、礼花とAの二人の役に立ちたいんだ｣
イ｢…ふむ、でも急にどうしたんだい？君がそんなことを言うなんて珍しいね｣
僕はイライにトレイシーの件で心を入れ替えたことを細かく話した。
僕が一方的に話しているだけだったけど、それでもイライは相槌を打ちながら真剣に聞いてくれた
イ｢なるほどね。でも、君は今でも十分役に立ってると思うよ｣
ノ｢…そう？全く実感がないんだけど。だって僕、一応 "問題児"の一人だし｣
そう、僕は過去に何度も磁石でイタズラを仕掛けたせいで礼花から問題児に任命されているんだ←
イ｢ふふ、それなら大丈夫だよ。私も"彼女"の件でAから問題児と言われているからね｣←
何も大丈夫じゃない気もするけど…
彼女の件…道路でフクロウを吸引してたあれか
あれはイライが悪いね、自業自得ってやつかな
…っと、危ない危ない。話の論点がいつの間にかズレていた。話を戻すためにイライに話しかけようとしたその時だった
ﾋﾟﾛﾝ♪♪
と音を立ててAのすまほ？がﾋﾟｶｯと光る
少し気になってそれを手に取ると、画面には
"…Aちゃん、礼花多分帰ってきてないでしょ？
どうにかして礼花の場所を特定できない？"
というメッセージが映し出されていた
このメッセージを送ったのは真依さんみたい…
真依さんの言う通り、礼花はまだ帰ってきていない
すごいなぁ、友達ってそんなことまで分かっちゃうんだ
Aはまだ台所にいる。
…勝手に返事しても良いのかな、でもどうせ礼花の場所知らないだろうし…よし、勝手にやっちゃえ←
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かえで - 最初から見させてもらいました〜！！所々泣いちゃいましたが…それほど良い作品ってことだな！うん！ありがとうございました！！！ (2021年11月21日 16時) (
レス) id: 84cc654938 (このIDを非表示/違反報告)
雪葵(プロフ) - 期末テスト……あぁーー俺も明日から勉強期間だー。作者様も頑張って下さい！！！！ (2021年11月7日 23時) (レス) id: 6d1560da95 (このIDを非表示/違反報告)
ナワーブ推し - いつも見させてもらってます！更新楽しみにしています(´˘`＊)頑張ってください٩(ˊᗜˋ*)و (2021年11月7日 19時) (レス) @page32 id: 91b77bfbcc (このIDを非表示/違反報告)
雪葵(プロフ) - 【湖の宝石】さん» アンケートなら答えさせていただきました！でも、なんかうわー！ってなっちゃうんですよね〜 (2021年10月25日 18時) (レス) @page17 id: 6d1560da95 (このIDを非表示/違反報告)
雪葵(プロフ) - うわー！みんな帰っちゃう〜！！！！ (2021年10月24日 9時) (レス) @page15 id: 6d1560da95 (このIDを非表示/違反報告)
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