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180.確信 ページ18

ナワーブside

カヴィンとイソップが荘園に戻った…?
いつ、どうやって、そして…
"誰によって?"

もし仮にアイツらが荘園に帰る方法を見つけたとしても、何も言わずに帰るなんてありえない
アイツら二人は仲間思いだ、特にカヴィンはな
誰だ…今この場にいる奴らでそんなことをすることが可能な人物は…

エミ「そうだエマ、ちょっと貴方に用があるのだけど、良いかしら?」

ウ「…ここじゃ出来ないのか?」

エミ「えぇ、二人っきりが良いのよ」

エ「分かったなの!」

…チラッとエマ達三人の顔を見る
エマは何の疑問も持たずにエミリーに着いて行った
ウィリアムは何故か険しい顔でエミリーを見ていた
そしてエミリーは…口元に弧を描いていた

あぁ…これはグレーゾーンだな
エミリーが来て翌日にカヴィンとイソップが荘園に戻った。そしてたまたま一時的に消えたイライの梟
これは偶然なのか?
もしも必然だったら?

そうなると1番怪しいのはエミリーになってしまうだろうな。ま、証拠が無いから何とも言えねぇけどな





エミ「…」

ト「意外と早かったね〜、ところでエマは?」

エミ「ちょっと一人にさせて欲しいそうよ」

…はぁー、やっぱり怪しいの一言だな
さっきまで普通だったエマがいきなり1人にさせて欲しい?なら逆にどんな話をしてたんだよ

俺は決定的な証拠を見つけるため、イライに話しかけた

ナ「イライ、いきなりで悪いんだが…お前の梟でエマの居場所を探してくれないか?」

そう言いながらエミリーを横目で見ると、明らかに動揺しているのがわかった。
エミリーは黒だと確信した瞬間だった

イ「もちろん構わないさ。ポッポちゃん、エマの場所を…って、どうしたんだい?ほら、いつもみたいにやってくれないかい?」

いつもならイライ(飼い主)の言うことを聞くイライの梟は、首を横に降ったり、威嚇するだけでエマの所まで案内しようとはしなかった

ナ「ほらな、やっぱりこうなった」

ノ「…どういうこと?」

ナ「エミリーがカヴィン達二人…いや、三人を荘園に連れ戻した張本人って事だよ」

礼花、真依、Aの三人は目を丸くしていた
トレイシー、ノートンは信じられないという顔をしていた。
イライとウィリアムは何となく察していたのか
"やっぱり" というような、納得の表情をしていた

ナ「さてと、きちんと説明してもらうぞ?エミリー」

エミ「そうね…やり方は見せてあげるわ。だって、今から貴方達も荘園に帰るのだから」






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かえで - 最初から見させてもらいました〜!!所々泣いちゃいましたが…それほど良い作品ってことだな!うん!ありがとうございました!!! (2021年11月21日 16時) (レス) id: 84cc654938 (このIDを非表示/違反報告)
雪葵(プロフ) - 期末テスト……あぁーー俺も明日から勉強期間だー。作者様も頑張って下さい!!!! (2021年11月7日 23時) (レス) id: 6d1560da95 (このIDを非表示/違反報告)
ナワーブ推し - いつも見させてもらってます!更新楽しみにしています(´˘`*)頑張ってください٩(ˊᗜˋ*)و (2021年11月7日 19時) (レス) @page32 id: 91b77bfbcc (このIDを非表示/違反報告)
雪葵(プロフ) - 【湖の宝石】さん» アンケートなら答えさせていただきました!でも、なんかうわー!ってなっちゃうんですよね〜 (2021年10月25日 18時) (レス) @page17 id: 6d1560da95 (このIDを非表示/違反報告)
雪葵(プロフ) - うわー!みんな帰っちゃう〜!!!! (2021年10月24日 9時) (レス) @page15 id: 6d1560da95 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:【湖の宝石】 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2021年9月26日 0時

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